見出し画像

氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆黒百合の歌〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬235

カバー2曲めは、織井茂子さん「黒百合の歌」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=LdXwGGnRSw4

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/113864/

 

菊田一夫さんの名作ドラマを映画化した「君の名は」の第2部。戦時下の有楽町・数寄屋橋で出逢った春樹と眞知子が、お互い愛し合いながらも運命に翻弄されてすれ違いを繰り返し、とうとう舞台は北海道へ。

ここで許婚がありながら春樹に横恋慕したアイヌの娘ユミの激しい恋心を歌ったのが「黒百合の歌」です。歌詞にある「ニシパ」はアイヌ語で男性に対する尊称(旦那様など)だそうです。

映画では、日活に移籍する前の北原三枝さんがユミを演じていらっしゃいました。北原さん、古い映画を拝見してもスラッとして目力があって、素敵な女優さんでしたね。

 

ユミは自分の恋が叶えられないと悟ると摩周湖に身を投げて死んでしまいます。

それほど激しい愛し方をする娘を、Kiinaは「情念を込めて、ドロッと歌わせて貰いました」とお話ししています。

迫力があってステージ映えのする曲なので、色々な方がカバーされていますが、Kiinaの「黒百合の歌」はただ声量だけで歌っているのではなく、ユミになりきっているのが二度繰り返される「あたしはニシパが 大好きさ」の表現から伝わってきます。

 

Kiinaは明治座公演終了後の通常コンと、後に「新・BS日本のうた」でも歌ってくれましたね。ステージに立つKiinaの眩しいほどのオーラと圧巻の歌声が目に焼きついています。

 

「君の名は」は私が生まれる前の大ヒット映画ですが、「眞知子と春樹」と言えばすれ違いの喩えとして使っていました。とうとう職場で意味を分かってくれる人がいなくなってしまいました(笑)

コメント一覧

藪つばき
こんにちはー。みつこさん、サファイアさん、色々と感想を書いて下さりありがとうございます~。午前中、診療所へ行っていたので遅くなりました。

みつこさん、人形の家の「れ」のこと、ほんとにそうなんでしょうね、そして何回に一度ぐらいでもこだわってkiinaさんの歌を聴いてみると、色々なことを発見出来るかもですね。夜寝る時にkiinaさんの曲を聴くというのは初めて聞きました、興味が湧きましたので、是非私もやってみたいと思います。「歌の手帖」さんの記事にあった、エモーショナルという言葉、略したらエモいなのですね(笑)
みつこさんのいつものコメント、私は好きなので、コメントのある時には楽しんで読ませてもらっています。これからもよろしくお願い致します~。
サファイアさん、いつもコメントを読んでいると、独特なものの捉え方をされるので、驚いたり、笑ったりさせていただいています。普通の人では気づかないような所によく何かを感じていらっしゃいますよね。>あれこれ考えずに感覚で聴いている~私もそんな感じです。「××のコンサートの××の時の歌唱が好きだ」とか、サファイアさんのとらえ方は独特ですけど、感心させられることも多く興味深いです。これからもよろしくお願い致します~。
サファイア
藪つばきさん、
>私などは、ざっくりと全体を聴いて、なんとなくいいなぁぐらいの気持ちで聴いている
私もそうですね。あれこれ考えずに感覚で聴いて、「いいな~」と思ったりします。 どうも私は、「○○の曲が好き」というより、どちらかというと「✕✕のコンサートの、△△の時の歌唱が好きだ」という感じで捉えてるようです(例・クリコン20の時の「枯葉」が好き、とか)。
(前も言いましたっけ?)なんだかkiinaの歌唱の中でも「シャウト系」が好きな気がします。
みつこ
薮つばきさん、お褒めいただきありがとうございます。私も「ああ、良い声だなあ」と湯船に浸かった様な気分で聴いていることが多いのです。ただ、以前ラジオのコメンテーターの方がkiinaの人形の家のカバーをほめていらして、「れ」の発音をkiinaは巻き舌の「れ」とストレートに発音する「れ」を使い分けているカバー曲でもここまで考えて歌うのがプロだとおっしゃっていたことがあって、それ以来kiinaの歌い方のテクニックに興味が湧いて、気を付けて聴く様になりました。夜明かりを消してkiinaのCDを聴きつつ寝るのが習慣ですが、真っ暗な中でkiinaの息遣いが聴き取れて最高です。黒百合の歌を聴くと「花の香りが染みついて」のところも息を鼻から抜いて柔らかく歌っていてとってもエモいですよ。kiinaの歌声は本当に七色です。
藪つばき
こんばんはー。みつこさん、kiinaさんの歌をよく聴き込んでおられますね~。私などは、ざっくりと全体を聴いて、なんとなくいいなぁぐらいの気持ちで聴いているので、恥ずかしい限りです。本当にkiinaさんの凄みのある歌は、誰にもかもしだせない魅力がありますよね、一つの強みかも知りませんね。
みつこ
BS日本のうたでkiinaがトップバッターで歌った「黒百合の歌」は鳥肌が立つ名唱でしたね。「あああ〜あああ」のスタッカートのキレの良さは織井茂子さんにも負けて無いと思っています。ここの歌い方は色々な方がカバーしていますが、きちんとスタッカートで歌っている方は少ないです。声量も高い技術も必要な難しい歌ですね。kiinaはこの様な狂気の愛を歌うと、入り込み方が凄くて、聴く方は息を止めて聴き入ってしまいます。大阪新歌舞伎座で聴いた「100万本のバラ」やクリコンの「恋人よ」や「枯葉」「小夜月」「Glamorous B utterly 」など。圧倒されてkiina沼に沈んでしまいます。
せり
「黒百合の歌」ステージでの圧巻のkiinaの歌唱を思い出しますね。アイヌの歌といえば「イヨマンテの夜」を思い出します。二曲ともkiinaの乗り移ったような迫力の歌声が素晴らしい。映画の北原三枝さん演じるアイヌ娘を思いながら聴くとその情念の深さが胸に迫ってきます。ドロッとしたkiinaの歌唱はアイヌ娘の情念そのものです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る