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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆青い山脈〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬307

アルバム・カバー曲3曲めは「青い山脈」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=sl-b1hs9tQ4

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/158084/

 

弾むようなリズム。希望に溢れた言葉の数々。廃墟から立ち上がり、古い因習を打ち壊して前へ進もうとする再生の歌であり、戦後日本のシンボルとも言える曲です。

キラキラと明るく爽やかなKiinaの歌声は、他のどんな歌手よりもこのハレの歌に相応しいと思います。

大きな歌謡イベントのフィナーレで全員で歌われることの多い「青い山脈」ですが、創唱者の藤山一郎さんの後を継いでセンターでこの歌を歌えるのはKiina以外にはいないと断言したいです。

大御所や大先輩方の集うイベントで、実際にはKiinaはいつも端っこの方で歌っていたかも知れません。でも、私のイメージの中では「青い山脈」の絶対的センターはKiinaです。

Kiinaも「レコーディングも楽しく爽やかに唄えました」とお話ししていますが、その楽しさが音源からも伝わってきますね。

 

この歌は、よく知られているように石坂洋次郎さんの同名の小説を原作とした映画の主題歌として、昭和24年に発表されました。ちょうど今期の朝ドラでは服部良一さん(がモデルの羽鳥さん)が主人公の音楽上のパートナーとして登場していますね。「ぼくの音楽人生」という自伝で、服部さんがこの曲の制作秘話を語ってらっしゃいます。

沢山の劇場音楽を掛け持ちで担当されていた服部さん。梅田劇場から京都の大映撮影所に移動する電車の中で、車窓から見た六甲山の山並みに俄かに曲想が浮かび、鮨詰めの電車の中で五線譜は書けないので、手帳にハーモニカの略譜を数字にして書き留めたのだそうです。

石坂洋次郎さんは青森県弘前市のご出身で、原作の小説は東北の女学校を舞台にしています。映画「青い山脈」には東北と関西の山並みのイメージが混在していることになりますね。

 

映画も主題歌も大ヒットしましたので、エピソードも沢山あるようです。

ひとつは、18歳の旧制高校生役で出演されている池部良さんは、南方から命からがら復員された元中尉で、撮影当時の実年齢は34歳だったとか。

もうひとつ、映画監督の今井正さんは何故かこの主題歌がお気に召さず、録音にも立ち会わなかったそうです。

あるアンケート調査で「日本人の最も好きな曲」にダントツ1位で「青い山脈」が選ばれ、服部さんは「歌そのものが独り立ちをし、これだけ広く日本人に愛されているのだとすれば、作曲家冥利というものだろう」と書いていらっしゃいます。

 

日本人の国民歌のような「青い山脈」。この歌をに何かしらの思い出を持つ方も多いのではないでしょうか。

余談ですが、戦前石坂さんは秋田県横手市の女学校で教師をされていたことがありました。母の話では、その頃に奥様が不倫をしたとかしなかったとか。「だから石坂洋次郎は秋田県に良い印象を持っていないんじゃないだろうか」と、同じ秋田県とは言え北と南でもの凄く離れているのに、まるで近所の知り合いの噂話のように「青い山脈」の歌が流れるたびにヒソヒソと同じ話を繰り返していました。

なので、困ったことに「青い山脈」石坂洋次郎さん奥様の不倫、の図式が頭に焼きついて離れませんσ^_^;

コメント一覧

サファイア
ふと思いましたが、今までkiinaのカレンダーをずっと買われた方で、結局めくれないで、表紙のままの方もたくさんおられる気が…(ふと思っただけなので、軽く読んで下さい(^^;)。
チャチャチャ
こんばんは。みつこさん有り難うございました。kiinaのポスターで作ったら良いですね。頑張って作ってみます。アイデア有り難うございます。
みつこ
チャチャチャさん、、私もカレンダー出ないかなぁと待っていましたけど、やはり今年は無理みたいですね。来年の元日が月曜日なので、今までのカレンダーを調べると2018年のカレンダが1日月曜日スタートでした。着物姿の凛々しいkiinaが表紙で、あとの月もkiinaのどアップ連続!来年はこれを飾って気をあげたいです。Xにお気に入りの写真を使って自作していた方もいましたよ。来年は辰年🐲!龍翔鳳舞のkiinaのポスターを使っても良いですね。kiinaにとっては上京後初めてのんびり過ごせる12月ですから、クリスマスも年末年始もご家族と楽しんで欲しいですね。
チャチャチャ
私ごとでスミマセン。もう12月。お正月にkiinaのカレンダーがない(ToT)
皆さんはお持ちなのですか?
チャチャチャ
おはようございます。「青い山脈」とねりこさんが仰るようにイベントのフィナーレで全員で歌われていましたね。藤山さんの若い時代は見たことなかったような気がしますが子供の頃は大人はみんなおじさんだったのかな?24年の曲だったのですね。(かろうじて、私はまだ産まれていませんでした)戦後のバタバタした中で明るい未来を歌われた曲ですね。でも戦争が終わって4年しか経っていません。まだ戦争を引きずっていた方もいたと思うしこんな明るい曲は良く思わなかった方も入らしたかも知れませんね。
国歌より耳馴染みの曲ですよね。そして詞も規制が開放されたように(古い上衣よ さようなら、さみしい夢よさようなら。焼け跡の花もふり仰ぐ、山脈もみどりの谷へ)自分の意見が表現される自由に出せる時代が来ていたのですね。曲もイントロから始まって曲全体凄く明るくリズミカルで元気が貰える曲ですね。作詞作曲のお二方この時代に良く出されたと思います。

とねりこさんが仰るとおりkiinaに大舞台のセンターで歌って欲しいですね。今の時代kiinaの歌声にかなう人はいませんもん。早くそんな時が来てくれる事を祈るばかりです。
藪つばき
おはようございます。「青い山脈」戦後の暗い日本にパッと開いた大輪の花のような歌なのでしょうか。その時代を体験していない自分にはあまり実感がわきませんが、その時代、色々な辛い体験の後にはこんな明るい歌が身も心にも沁みていったのでしょうね。
歌謡番組などで一堂に会して歌う場面よく見かけました。コロナ禍を境にあまりそういう場面が見られませんね。歌は平和の象徴なのでしょうか?。
そういえば、今朝の連続ドラマ「ブギウギ」でも、ヒロインが辛い心情から立ち直り歌を爆発させる場面がありましたね。
せり
おはようございます。「青い山脈」この明るいウキウキする曲はkiinaにピッタリですね。いろんな歌番組で一同が揃って歌われることの多い曲ですがkiinaは端っこで歌うことが多かったですね。今なら堂々とセンターで歌うkiinaが見れたかもしれません。いままでいろんなアンケートで一位になったこの曲、多くの人々に愛されました。今現在のアンケートではどんな曲が一位になるんでしょうか。とねりこさんの書かれたこの曲のエピソードも興味深く読ませていただきました。
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