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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆無法松の一生〜度胸千両入り〜2014〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬314

2014年前半のアルバムとして521日にリリースされたのは、「大利根ながれ月」をタイトルとした「演歌名曲コレクション」シリーズではなく、過去にカバーした昭和の名曲をピックアップして歌い直しをした「昭和の演歌名曲集」でした。

村田英雄さんの「無法松の一生〜度胸千両入り〜」のDVD付きの初回限定盤とhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COZP-925-6.html

通常盤https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-38564.html

2タイプです。

「デビュー15周年ということで、特別にコンセプトアルバムとして」「デビュー以来カバーさせていただいてきた名曲を、15年経ってあらためて歌ってみたいという思いがあり」とKiinaは説明していますが、その割に「選曲はスタッフの皆さんにお任せして」という、私の中ではいまだに「なぜ、この時期に?」が今ひとつ謎な()存在のアルバムです。

 

ところで、このアルバム発売の直前、Kiinaは突如としてある悪意の元にハラスメント加害の糾弾を受けるという災禍に見舞われました。

これからいよいよ15周年に向けて様々なイベントが繰り広げられるという出鼻を狙われての、まったくの青天の霹靂でした。

事実は当事者にしか語れません。いちファンとして私がここで言えるのは、「僕は潔白です」とファンの前できっぱりと明言したKiinaの声をこの耳で聞いたこと。どこよりもスキャンダルを嫌うNHKが、少なくとも東京の本局は一切Kiinaの出演オファーをキャンセルしなかったこと。つけ加えるならば、ほとんどのメディア、特にディープな情報に詳しいその筋のメディアが、一様に「長良会長という後ろ盾を失ったタイミングを狙って、彼は陥れられたのだ」と報じていたことです。

「そういう魑魅魍魎の世界できよしくんは14年戦ってきたんだ」と、ただ慄然とするばかりでした。

 

このブログのこのコーナーで取り上げるのに相応しくない案件ですね。ただ、この15周年という年にKiinaと共にいたファンは、大晦日の紅白でKiinaが確かにNHKホールのステージで歌うのを見届けるまで、ひとりひとりが自分の出来ることでKiinaを守るために戦っていた。2014年はそんな年でしたということを、ほんの少しだけ書き記しておきたかったのです。

 

というわけで、本題に戻ります。

このアルバムは全曲歌い直しのカバー曲目で構成されていますので、最初にカバーした時の音源と聴き比べようと思います。

 

1曲めは、村田英雄さんの「無法松の一生〜度胸千両入り〜」です。

最初の収録は2001年の「演歌名曲コレクション 大井追っかけ音次郎〜青春編〜」。初めてのフルアルバムでした。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=SpCJphFxqR8

 

単なる上手い下手ではないのです。歌声の一発めで、この若者には無限の可能性と輝かしい未来が約束されていると確信させてくれる、そんな煌びやかさがあふれています。

確かに、歌の主人公である松五郎の片恋の悲しさや切なさの表現は足りないかもしれませんが、声の持つ魅力、若駒が野を駆けていくような爽快さが心地よくて、何度も聴いても惚れ惚れする気持ちが枯れていきません。

 

こちらはは2014年盤です。

https://m.youtube.com/watch?v=-4kjN3UgiWY

2001年盤よりキーを半音下げテンポも少し落とした分、落ち着いた大人の無法松になっています。Kiinaも「今回の方が、主人公のイメージに合った男の渋さなど、歌に表情が出せたと思います」と自己評価しています。歌い方にも村田さんの雰囲気がどことなく感じられますね。

確かに落ち着きと威厳のある無法松なのですが。

でも、2001年盤のあの八方破れな無法松は、23歳の時のKiinaだけにしか歌えなかっただろうと思うと、やはりたまらなく愛おしく感じられるのです。

コメント一覧

みつこ
<ひとりひとりが自分のできることでkiinaを守るために戦っていた。
思い返すと本当にその通りでした。ファンレターも書いたことのなかった私もあの時長良事務所宛にkiinaを守るために全力を尽くして欲しいとお願いの手紙を書きました。守りたいものがあると強くなれますね。今も復帰を願って待つことも同じだと思います。
アルバムに入っていたMVのkiinaの凛々しさ、所作の美しさ惚れ惚れします。この時期、坐骨神経痛になって痛さに夜も寝られない毎日が続いていたのですが、このアルバムをイヤホンで爆音で聞いていると痛さが忘れられて寝付くことが出来ていました。歌は人を癒やす!実感できた思い出です。
izuchan
私は、無法松の一生を初めて聴いたのは、2021年の劇場コンサートツアーでした。この歌の紹介の時に、会場から歓喜の声が聞こえました。kiinaの歌を聴いた時の感動は今も忘れません。会場の歌う前からの歓声の意味もすぐにわかりました。

2014年の15周年コンサートのDVDを、今、再度見ました。kiinaと西さんの涙の映像。特に、特典映像の時の画面は、胸に迫るものがありました。15周年を無事に迎える事が出来た事への、ファンの皆さんへの感謝感謝、スタッフの皆さんへの感謝感謝、支えてくださった全ての皆さんへの感謝感謝の涙だったのでしょう。この、苦難の時期に、kiinaを支え、守ってくださった当時からのファンの皆さん、本当にありがとうございます。こうして今、kiinaに出会える事が出来たのは、皆さんがいてくださったからだと心から感謝いたします。このお部屋をお借りして、感謝申し上げます。
藪つばき
こんにちはー。今日の「無法松の一生」2001年のと2014年のとを聴いて、それぞれに違いはあっても、一貫して歌の上手さが遺憾なく発揮されている一曲だなと思いました~。村田英雄さんにも負けてないカバー曲ですね。
この時の2014年に皆さんのおっしゃるような事件が起きたのですね。皆さんさぞかし心配されたことでしょうね。以前ファンの方から聞いた事があり、その時ファンのほとんどの人がきよしさんを信じ、応援し、見守ったということでした。
月日は過ぎても、その時のファンの方たちの応援がきよしさんにとっては一番であって、命綱であったことと思います。
ゆきやなぎ
こんにちは。とねりこさん、今日もありがとうございます。

kiinaの無法松 度胸千両入り
コンサートで大盛り上がりましたね〜。大好きでした。

あの当時、様々な事を云われkiinaにとっては辛い時期だったと思いますが、私達は有名税でしょうって。
だって、kiinaは何時も優しかった。そして、ダントツトップでしたもの。
コンサートで堂々と歌ってくださる姿に拍手喝采でした。

時代は変わり行き、kiinaの随一思い描く姿で、そして、kiinaの歌を早く早く聴きたいです。
我儘ですみません。
チャチャチャ
おはようございます。事が起きたのは2014年、15周年を迎えようとした時だったのですね。とねりこさん初めファンの皆さんもご心配だったでしょうね。普段が真面目で礼儀正しい、頭の低いkiinaだったから少し違うことで大きくなってしまったのではないでしょうか。「僕は潔白です」とkiinaの口から聞けて良かったですね。

無法松の一生~度胸千両入~皆さんが知っている曲程カバーは難しいと思いますが、kiinaは最高ですね。2001年は可愛いいし、2014年はますます磨きがかかっていましすね。
元布団の中のお母さん
☆無法松の一生〜度胸千両入り若い無法松も、30代の無法松も、きよしくんの歌声は、『最の高!』でーす♡⁠♡⁠

本当に、2014年4月〜突然の報道を受けての最初のテレビ出演は、図らずも新宿オペラシティでしたね〜テレビに映るきよしくんの造る笑顔に苦しみがひしひしと伝わりました…
そして、報道後初のうたコンでは、NHKホールの観客さん方も、共演された歌手の皆さんも、皆さん温かく見守って下さいましたね~
デビュー15周年は、絆が一層強まり、忘れられない一年になりました
せり
おはようございます。「無法松の一生~度胸千両入り」チャレンジステージのDVDだったと思いますがタンクトップ姿でこの曲を歌った姿が忘れられません。若さ溢れる八方破れの無法松でした。のちにこの歌をモチーフにした「きよしの人生太鼓」も大好きな曲でこのDVDも良く聴いています。そしてとねりこさんが触れられている件、まさに寝耳に見ずのできごとでただただkiinaを信じての一年でした。その年の無事紅白出場で安堵したものです。改めてkiinaがいる魑魅魍魎の世界の過酷さを思い知らされた出来事でした。
サファイア
こんばんは。 とねりこさん、ハラスメントとは、時々ネットで見かける記事の事でしょうか?(答えなくていいですが) (別に自慢で言う訳ではありませんが)私の義父の死後、ある新聞に(いい意味での)義父の記事が載った事があります。 その記事でさえ、義母曰く「意味不明」という部分がありました(別にそれで評判悪くなる様な事じゃなかったので、いいですが…)。

ましてや魑魅魍魎の芸能界にいるkiina、事実を歪曲して書かれても不思議ではありません。 私達も酸いも甘いも経験してきた大人ですから、普段のkiinaの態度で判断できると思います。 皆さん、その判断を信じましょうよ!
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