アルバム13曲めにボーナストラックとして「勝負の花道〜音頭」が収録されています。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=qjE7FcnugXU
原曲の「勝負の花道」は2.5コーラスですが、こちらは3番の歌詞もついています。
https://www.uta-net.com/song/249630/
「夏、秋にかけて盆踊り大会やお祭りに踊っていただきたい」と音頭にアレンジしたそうです。
出だしのイントロメロディーと合いの手を聴くと、私は「ハロウィン音頭」を思い出してしまいます。
洒落た曲を作ってもらおうと思っていたら、当時の担当のT村ディレクターに「きよしは音頭だろう」と一蹴されたといういわく付きの名曲です。自棄っぱちだった訳ではないのでしょうが、Kiinaの歌声もコブシ回しも振り切っていましたね。
大瀧詠一さんにも「クリスマス音頭」という変わり種がありますが、「ハローハロー」(ウィン♪)という合いの手の強烈なインパクト、ハロウィンなのに音頭という発想の斬新さには、ちょっとやそっとの音頭アレンジでは太刀打ち出来ない気がします。
Kiinaは既に沢山の音頭もののオリジナル曲を持っていますが、「勝負の花道」の原曲の持つベクトルと音頭アレンジは必ずしもピッタリとはまっていなかったのでは?というのが率直な感想です。
もし私がお祭りの実行委員で、予備知識なしで「『ハロウィン音頭』と『勝負の花道〜音頭』のどちらを採用するしますか?」と訊かれたら、「ハロウィン音頭」と答えるかな?
というか、「勝負の花道」は原曲だけで充分に聴く人を元気にさせてくれますし、心躍らせてくれますよ?と言いたいです。