パリオリンピックも無事に終了しましたね。これからパラリンピックもあります。
1972年のミュンヘンオリンピックの惨劇が記憶にあるだけに、どんなオリンピックでも「とにかく無事に終わって欲しい」というのが一番の希望でした。よかった!よかった!
様々な新しい種目も増え日本選手の活躍も目立った中で、私がこのオリンピック最大最高の名言だと思うのは、近代五種で日本選手で初めて銀メダルを獲得した佐藤大宗選手の「これが死ぬ気でやった人の限界突破の姿」です。
今朝の新聞を開いた瞬間、やり投げの北口選手の勇姿より、隣の紙面の「限界突破」の見出しが目に飛びこんできました。
「これが限界突破の姿」 佐藤大宗の一問一答―近代五種〔五輪〕:時事ドットコム
「こんな最高な日は人生で一度きり」近代五種の佐藤大宗が銀メダル 過去112年で男女とも入賞ゼロ - スポーツ報知
近代五種競技。近代オリンピックが始まった時に提唱者のクーベルタン男爵が考案したと聞いています。
5種目まったく違った運動能力が求められる難しい競技での銀メダル。苦しい中で、お父様の「死ぬ気で戦ってこい」の言葉を思い出し「俺はまだ死んでいない」と思ったという佐藤選手の日本のオリンピック史に名を刻む快挙です。
もし「限界突破×サバイバー」という曲がなかったら、佐藤選手の「死ぬ気でやった人の限界突破の姿」という言葉は出てこなかったかもしれないと、KIINA.ファンとしては感無量に思うわけです。