2011年11月23日にアルバム「演歌名曲コレクション15〜情熱のマリアッチ〜」が発売されました。
Aタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COZP-603-4.html
Bタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-37081.html
このジャケ写はAタイプを左、Bタイプを右に置くと、太陽を中心に合体出来るようになっています。
3月に大きな震災のあった年でしたが、この年の後半もKiinaは大忙しでした。
テレビ東京は、「夏まつりにっぽんの歌」に替えて「プレミア音楽祭」を。秋からは公開収録タイプの「木曜8時の音楽祭」が始まりました。
10月は「虹の架け橋まごころ募金コンサート」。11月8日、9日と中野サンプラザでファン限定のコンサート、11日に東京ドームで盛大に行われたひばりさんのメモリアルコンサートでは「人生一路」を披露しました。
デビューした当時はとにかく名前を売るために、バラエティだろうがワイドショーだろうがオファーのあったものは中身を選ばずに出まくっていた感がありましたが、この頃のイベントは演歌界、歌謡界の代表として特に指名されて出演したものばかりです。
虹コンの記者発表会だけはデビューの年功序列で、何年経っても一番後ろに立っていましたが。
11年のキャリアの積み重ねで、忙しさの質もKiinaに求められるものも完全に変化していましたね。
さて、アルバムですが、1曲目は表題曲の「情熱のマリアッチ」、2曲めが「冬ものがたり」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=c63yvXai4XA
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/122177/
作曲は「夢想花」の円広志さんです。
北の町で愛した女性は辛い過去があるらしいけれど、その傷を敢えて聞かずに包みこんであげようとする男性。
包容力はあるけれど上から目線でも強引でもなく、横に並んで「一緒に幸福 さがそうか」と語りかける優しさに、Kiinaはレコーディングの時に泣いてしまったそうです。
「僕自身の気持ちとも重なるし、僕に言われているような気もして…」と。
歌い方はとても男性的ですよね。力強さの中に優しさのある歌声です。