アルバム・カバー曲2曲めは、チョー・ヨンピルさんの「釜山港へ帰れ」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=V2i8Yh17tmM
歌詞(日本語訳詞)は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/230343/
韓国を代表する国民的歌手のチョー・ヨンピルさんが1972年に発表、1976年に再レコーディングしたものが大ヒットして、これまでに韓国国内で60人の歌手の方がカバーしているそうです。
チョーさんが最初に出された曲は帰って来ない恋人を待つという歌詞でしたが、再レコーディングしたものは日本に行ったまま帰って来ない兄弟(同胞)に呼びかける内容になっているそうです。
日本では恋人を待つという内容の歌詞がつけられて沢山の歌手の方がカバーされていています。
チョー・ヨンピルさんは日本でも多くのテレビ番組に出演され、紅白歌合戦にも4回出場、1990年には「釜山港へ帰れ」を歌われました。
ご記憶にある方も多いと思います。
Kiinaは「韓国、台湾、中国などアジア各国からもファンの方がコンサートに来てくださっていますので、喜んでいただけるようアジア各国の曲も歌っていけたらと思います」とお話ししています。
「釜山港へ帰れ」は帰らない恋人を待つという歌謡曲の永遠のテーマとも言える日本語歌詞と親しみやすいメロディーが魅力なのでしょう。男女を問わずサブスクにズラリと並んだ多くの歌手の方のカバーを聴き比べてみて発見したことがあります。
優等生のようなKiinaの「釜山港へ帰れ」ですが、リフレインの一番最後の「逢いたい あなた〜〜♬」は、テレサ・テンさんよりもキム・ヨンジャさんよりも、誰よりも、Kiinaの歌声が一番色っぽく切なかったです。
Kiinaの「釜山港へ帰れ」はとても好きなのですが、外国曲なので「昭和の歌謡史」には収録されないんですね。