アルバム6曲めは「なごりの波止場」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=zpb20mc_egQ
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/113866/
このアルバム収録曲の中でもあまり耳馴染みがなかったように思うのですが、改めてフルコーラス聴いてみると、メロディーが懐かしいようなどこかで聴いた覚えがあるような。
「ああ、『藤枝しぐれ』に似ているんだ!」と思い当たりました。
https://m.youtube.com/watch?v=x34zKy6GiKo
「なごりの波止場」は大谷明裕先生、「藤枝しぐれ」は水森英夫先生の作曲です。どちらがどちらを、ということではなく、いわゆる「演歌的」な曲調のひとつのパターンなのでしょう。5行詞という構成も共通しています。
歌詞の内容は、これもまたよくある何かの事情で愛した女性を残して旅に出る男性がテーマです。
Kiinaは「この男性はとても優しい男性で、だからこそこの別れがあったんだと思う。だから優しい気持ちを込めて歌わせていただきました」とお話ししています。
ゆったりめの曲調に乗せたKiinaの歌声が優しいです。
いわゆる演歌の発声法で歌っていますが、11年後に吹き込んだ「藤枝しぐれ」とまったく同じ声。それが当たり前なのか凄いことなのか、私にはよく分かりません。
ただし、ジャケ写は「なごりの波止場」(「演コレ14」)のKiinaの方がお兄さんに見えます(笑)