アルバム・カバー曲6曲めは、越路吹雪さんの「愛の讃歌」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=ZIf1R4uKkYo
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/189639/
原曲はご存じのようにシャンソン歌集エディット・ピアフが恋人を事故で亡くし、絶望の中から自ら作詞・作曲して歌ったとされるもので(実際には彼の生存中に作られていたようです)、日本語版は岩谷時子さんが越路吹雪さんのリサイタルのために訳詩したものが一番有名ですね。
私の記憶の中での越路さんの「愛の讃歌」は、リサイタルなどのライブ会場で越路さんの気分のおもむくままにテンポやアクセントを自由に変えて、それにピアノがついて行くというイメージです。
Kiinaはこの曲をディナーショーで歌ったところ、「アルバムに入れてほしい」という声が多く寄せられたそうですが、きっちり楽譜どおりに歌う「愛の讃歌」もいいけれど、いつかピアノ一本で自由なテンポで歌うシャンソンライブをやって欲しい。
Kiinaのシャンソンの上手さは「黒い鷲」や「恋人よ」で実証済みですし、Kiinaの歌声で聴きたいシャンソンはもっともっと沢山あります。「生まれてきたら愛すればいい」はKiinaオリジナルのシャンソンですよね?
シャンソンの歌える歌手、ロックの歌える歌手は沢山いますが、シャンソンもハードロックも演歌も歌える歌手は何人もいないと思います。