アルバム・カバー曲5曲めは新沼謙治さんの「嫁に来ないか」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=Z55azLeJK-M
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/189640/
新沼さんでも謙治さんでも落ち着かないので、謙ちゃんと呼ばせていただきますね。Kiinaにとってはコロムビアの大先輩であり、アイドルとしても大先輩。
ご存じのようにスター誕生のご出身。私は決戦大会は何故か見ていなかったのですが、この番組でデビュー曲の「おもいで岬」を歌っていたのは見ていました。
何回めの登場の時だったか、謙ちゃんの岩手のおばあちゃまが「謙治〜」と呼びかけるシーンがあって、謙ちゃんが「ばっちゃん」と応えた、その飾らない口調にお人柄の全てが表れていて、「この人は家族に愛されて育って、今もこれからも周囲の人に愛されるんだろうな」と直感しました。前職の左官屋を「シャカン」と発音するのも、同じく東北人として親近感が湧きました。
「嫁に来ないか」は「おもいで岬」「ベッドライト」に続く第3弾にして最大のヒット曲ですね。謙ちゃんのご実家に「謙治さんのお嫁さんにしてください」と押しかけた女の子を一晩泊めてあげたというエピソードは有名ですね。ご家族もやっぱりあったかい方たちなのでしょう。
Kiinaの「嫁に来ないか」は、意識して謙ちゃんを真似ようと思ったわけではないと思いますが、お人柄にも似たようなところのあるおふたり、期せずしてどこか謙ちゃんを思わせる飾り気のない温かな歌になっています。