4大都市を巡る劇場公演もいよいよラストスパートという名古屋・御園座で迎えたKIINA.のお誕生日、9月6日にオリジナルコレクションの第2弾となる「時代物&音頭の世界」3枚組が発売になりました。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-41831-3.html
全30曲の中に書き下ろしの新曲「与太郎時空伝」と「ねぶた祭り」が含まれています。
「与太郎時空伝」のKIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
KIINA.ご本人のナレーション&セリフ入りのとてもユーモラスな一曲。作曲が同じ宮下健治先生だからか、アップテンポの曲調が「きよしのねずみ小僧」にどこか似ています。
江戸時代から現代へタイムスリップって、今話題沸騰の映画「侍タイムスリッパー」と発想が同じですね。
映画の主人公の侍は京都の映画撮影所で時代劇の斬られ役として生きてゆきますが、KIINA.の曲では与太郎さんとご隠居は、ひとしきり現代の東京で珍道中を繰り広げた後は、どういう手段を使ったのかちゃんと村祭りの場所へ戻れたようで、よかったよかった╰(*´︶`*)╯♡
ところで、演歌・歌謡曲では曲のテーマによって「○○もの」というジャンル分けをすることがありますね。このアルバムのタイトル自体もズバリ「時代物」「音頭物」ですし、股旅物、マドロス物、母子物、夫婦物など数え切れないくらいです。
「与太郎時空伝」はさながらタイムスリップ物でしょうか。後にも先にもこれ一曲のような気がします。KIINA.だからギリギリ際物になる寸前で踏みとどまっている貴重な一曲だと思います。