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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆御免〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬361

929日のシングルリリースから121日のアルバムリリースまでの2か月間も、Kiinaのスケジュールはビッシリ。でもそれは、新人の頃の「何がなんだか分からないうちに」とも「心身の不調を押して」とも違って、Kiinaご本人も20周年に向けて一つひとつのお仕事に前向きに取り組むような充実した日々だったのではないかと(勝手に)思っています。

 

この年の手帳めくってみても、自分の仕事とKiinaのスケジュールの書きこみで毎月真っ黒です。

通常コン、2ショット撮影会、NHK歌謡コンサートにテレ東の木曜8時のコンサート。毎年恒例の虹コンの他にこの年は前橋市のホールでNHKチャリティーコンサートも開催されました。JASRAC主催の「昭和の歌人たち」も。大きな音楽イベントにKiinaは欠かせない人ですから。

 

個人的に特に忘れられないのが、1018日に秋田県五城目町で行われたのど自慢と114日に訪ねた(Kiinaの足跡をたどる)角館の旅です。

この時ののど自慢は、拍子抜けするほどKiinaファンの観覧が少なくて()。当日の朝、偶然集結したKii友さんと3人で300人分ぐらいの応援を頑張りました。

 

角館は、112日にテレ東で放送されたグッチ裕三さんとKiinaの旅番組でおふたりが巡った場所を辿ってみたのです。

東京生まれ東京育ちのグッチさんですが仙北市の観光課の方たちと親しくてらっしゃって、番組ではグッチさんがKiinaを案内するかたちになっていました。

この時は知る由もなかったのですが、この翌年にグッチさんは正式に仙北市の観光大使に就任されたそうです。

https://common3.pref.akita.lg.jp/kenjinkai/archive/kenjinnews/541

 

さて、そんな超多忙の中、121日にアルバム「靳・演歌名曲コレクション2-愛しのテキーロ/男花-」がリリースされました。

「素敵なバースデイ」のDVD付きの初回限定盤Aタイプと

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COZP-1130-1.html

通常盤 Bタイプです。

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-39408.html

 

前半6曲のオリジナル曲と後半6曲のカバー曲プラスボーナストラック1曲付きの13曲です。

1曲めは「男花・シングルバージョン」。前作の「靳・演コレ1」に入っている「男花」はアルバムバージョンということになりますね。

2曲めは「御免」。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=JcDJh1GtX5A

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/198777/

 

作詞の朝倉翔先生と作曲の大谷明裕先生が「歌舞伎の世界観を取り入れてみよう」と作ってくださったそうですが、ロック調のリズムに和楽器を多用して、Kiinaの歌い回しもこぶし・巻き舌満載。同じロック演歌でも「男花」とは180度違う世界を見せてくれていますね。

曲の内容は、恋人がいつの間にか友人と恋仲になってしまったようだ。俺に言えずにいるふたりに代わって俺の方から別れを告げてやるぜ、というもの。言ってみればKiinaの「残雪の町」とシチュエーションは同じなのですが。歌詞と曲調でこんなに違ったものになるんですね。

「サァ サァ サァ サァ」が男の痩せ我慢を象徴しているようで、本物の歌舞伎の1シーンのように気持ち良く響きます。

この年のスペシャルコンサートのオープニングが豪奢な連獅子装束のKiina。「男花」に続けての「御免」はまるで歌舞伎人形のようでしたね。

「御免」も華やかでインパクトがあって、ついつい「シングルに!」とお願いしたくなる一曲でした。

 

ところで、アルバムインタビューが掲載されていた「歌の手帖」誌面で、「最近『御免』と謝りたいことは?」との質問にKiinaは「両親を旅行に連れて行ってあげられないこと」と答えていました。

この時の忙しさでは確かに難しかったでしょうね。今回の休養の間にご両親との旅行や一緒に過ごす時間がたっぷり取れていたらいいなと、心から思います。

コメント一覧

サファイア
みつこさん、情報をありがとうございました。今色々ゴタゴタしてるので、落ち着いたら注文してみようかな、と思います。
みつこ
サファイアさんこんばんは。kiinaが歌舞伎の衣装で男花と御免を歌ったのは2015年のクリコンです。このコンはアンコールを入れると38曲も歌ってくれて、衣装もバラエティーに富んで見応えのあるコンサートでした。特にクリスマス感満載で、きよしこの夜、クリスマスイブ、雪が降る、We Wish You a Merry Christmas、もろびとこぞりて、きよしのMerry Xmas、キヨシこの夜Angel of mineと7曲も歌ってくれています。松井先生の最後の作詞だった遠めがねも歌ってますよ。お持ちでなかったら、ぜひ購入してみて下さい。
サファイア
こんにちは。 この「御免」、前に舞台で真っ赤な髪の毛をした歌舞伎風の衣装での歌唱を観た事があるのですが、どういう経緯か思い出せません(^^;。 今いろいろ検索しましたが、なぜか出て来ません(もちろん私が持ってるDVDの中にはない)。

先日、いろいろゴタゴタして、念のため(夫を納得させるため?)もの忘れ外来のある病院まで行きましたが、異常なし(年相応のもの忘れ)でしたが…(夫がすごく騒ぐので、収めるために仕方なく?)。

まぁ、それはいいとして、この歌舞伎風の「御免」、どこで観たかわかる方、いらっしゃいますでしょうか???(^^;
藪つばき
こんにちは。今日は名曲コレクション2曲目の「御免」ですね。アルバムでもよく聴きましたが、久しぶりに歌舞伎衣装でのオープニングのDVDが見てみたくなり棚から取り出して見てみました。
豪快な和太鼓の音で始まり、終始熱演熱唱のkiinaでしたね。客席も超満員のファンの方たちで、その中にはとねりこさんを始めこのお部屋の方たちもいらっしゃったんだなぁと想像しながらの視聴でした。
記事を読むと、あの頃のkiinaさんは相変わらずものすごいハードスケジュールだったようですが、とねりこさんの仰るように新人の頃とは違った20周年に向けての、前向きな気持ちで取り組まれた日日のお仕事だったことと思います。
元布団の中のお母さん
☆御免〜
歌舞伎調の曲を創って頂き、又、新しいジャンルが開きましたね〜身を引く辛い歌詞なのに、ノリノリの歌唱で大好きです*⁠\⁠0⁠/⁠*
フォーラムでの、連獅子衣装もカッコよく、西さんの素晴らしい前口上も忘れられないオープニングになりましたね~✨

『1月急いで、2月逃げて〜』の喩え通りに
もうすぐ『2月2日』になりますね~
只々、お元気でと祈るばかりです♡⁠
せり
おはようございます。「御免」クリコンでの豪華な歌舞伎衣装のいでたちが目に思い出されます。これも巻き舌のロック演歌でカッコいい、ひばりさんの「関東春雨傘」のカッコよさにも通じますね。シチュエーションは「残雪の町」ですね。ところでkiinaの「御免」はご両親へですね、今は思いっきり親孝行されておられると思います。
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