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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆きよしのよさこい鴎〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬484

くシングルCタイプのカップリング曲は「きよしのよさこい鴎」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=Lv2Fl2PVd2s

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/264395/

 

高知県で歌われている「よさこい節」をベースに、都会へ出て行った恋人を待つ若者を歌っています。

主人公は都会へ「あの娘たずね」て行くのではなく、ふるさとに帰ってくるのをじっと待っているんですね。

「来い来い よさこい 来い来い よさこい」の韻を踏んだリフレインと伊戸先生の軽快なアレンジが効いていて、失恋の歌なのに「鳴子踊り」のように思わず踊り出したくなります。

 

歌詞に出てくる「薩摩おろし」は元歌の「よさこい節」にも出てきますが、土佐藩主山内豊熈(やまうち とよてる)侯に嫁いだ、薩摩藩の島津斉興(しまづ なりおき)侯の娘・候姫(こうひめ)のことだそうですね。

昔から台風に直撃されることの多い土佐地方。台風の元になる風は薩摩の方向から吹くことが多く、そんな風も「そよそよと」受け流すという痩せ我慢の気質を表しているそうです。

この候姫のお嫁入りは、徳川将軍家斉公の姫を降嫁させられそうになり、慌てて薩摩藩に縁組を頼んだという経緯があったのだとか。

 

討幕運動ではともに手を携えた土佐と薩摩ですが、いざ明治政府が成立して次第に薩摩と長州の二大藩閥政治が強まってくると、今度は土佐を中心にこれに反発する自由民権運動が盛んになりました。

「薩摩おろし」にはそんな土佐の青年たちの「薩摩長州何するものぞ」という気概もこめられているようです。

「薩摩おろし」というひとつの言葉の裏に何重もの歴史的ドラマがあるんですね。

 

「きよしのよさこい鴎」は「旅うたスペシャルBOX」にも収録されていますね。

「来い来い よさこい」のリフレインが頭から離れなくなります♬

コメント一覧

チャチャチャ
おはようございます。「きよしのよさこい鴎」旅うたに入っていたので何回も聴いた曲です。高知県の民謡を元に三味線の音色を響かせ(こいこいよさこい、こいこいよさこい)の調子が良くはぎれも良く、地元の方にも好まれる曲ですね。よさこいの(よさ)が夜とは知りませんでした。高知県の方言だったのでしょうか。

来い来い夜に来い、来い来い夜に来い 直訳するとこんなになるのですが昔から歌われて来た庶民の民謡ですか?都会に出られて人にいつでも帰って来いって励ましの曲のように思えてきます。kiinaの歌唱も気持ちが良く口ずさみたくなる曲ですね。
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