アルバム・オリジナル曲2曲めは「新宿ブルームーン」です。Aタイプに付いていたMVがフルサイズで公開されていますので、そちらから↓
https://m.youtube.com/watch?v=CDtFOF5J6Ao
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/239197/
作詞は麻こよみ先生、作曲は桧原さとし先生です。桧原先生、どちらかというと穏やかな曲調の演歌を作ってくださるのに、この曲はロックになっていますね。
この曲は、初めは「都会の月」というタイトルだったのを、歌詞を読んだKiinaが自分自身の上京当時の気持ちと重なったことを麻先生にお話ししたら、「新宿ブルームーン」にしようということになったのだそうです。
そう言えば、アルバムのタイトルは「碧し」ですが、ジャケットはA Bタイプとも「新宿ブルームーン」のKiinaですね。
地方から成功を夢見て都会に出てきた何十万人の若者の、明日への不安、何者かになりたいけれど何者になれるのか分からないもどかしさ。怒りをぶつける相手のいない孤独。
そんな若者像に、ファンは修行時代のKiinaを投影させて切なくなるのですよね。
尾藤イサオさんの「明日のジョー」に少し似ているかな?とも思う、「明日のジョー」世代です。
どちらも「明日はどっちだ?」ともがいている。