アルバム収録カバー曲4曲めは三浦 洸一さんの「落葉しぐれ」(昭和28年)です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-33417.html
Kiinaの歌唱はこちらから↓
https://m.youtube.com/watch?v=hDJj5PeHbcc&pp=ygUh6JC96JGJ44GX44GQ44KM44CA5rC35bed44GN44KI44GX
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/35774/
三浦さんは東洋音楽学校(現東京音楽大学)でクラシックの声楽を学ばれた方で、歌手デビューされてすぐにこの曲が大ヒット曲したそうですが、三浦さんの端正な歌声や姿に品性と知性が漂っているので、歌の主人公の流しのギター弾きさんもあまり裏ぶれた感じがしません。
Kiinaもとても素直に折り目正しく歌っていますね。
「青い背広」とは逆に低音がよく響いています。
「落葉しぐれ」はメロディーも親しみやすくて、「別れの波止場」と同じように、歌い手を選ばない、誰が歌ってもそれなりにサマになる曲なのかなぁと思います。
歌詞に「蛍光灯」が出てくるのが、とても印象的ですね。昭和28年に「蛍光灯」という言葉を入れたのは、「夜桜お七」に「ティッシュ」を入れたのと同じくらい斬新だったのではないでしょうか。
三浦さんは2010年の「第42回思い出のメロディー」で「落葉しぐれ」を歌われました。
この年のKiinaは「ああ上野駅」でした。