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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆小樽のひとよ〜 Kiinaの歌声を味わい尽くす♬185

アルバム収録最後の曲は、鶴岡雅義と東京ロマンチカ「小樽の女よ」。

Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=8DeIB1WkVOw

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/80214/

 

言わずと知れた東京ロマンチカの代表曲で、三条正人さんの甘い美声が記憶にある方も多いと思いますが。

う〜〜ん……いいなぁ……

Kiinaの歌声に、すっかり聴き惚れてしまいました。

 

目をつぶって聴きながら、母親でもないのに「すっかり大人になって」と深い感慨に浸ってしまいました。

ここにいるのは「若いけれど歌の上手い、まだ少年ぽさを残した青年」ではなく、歌謡界を背負って立つのに相応しい実力を備えた堂々たるトップリーダーの姿です。

「一剣」や「浪曲一代」のような大仰な曲ではなく、「小樽のひとよ」のKiinaの繊細な表現で、しみじみとそれを実感しました。

 

Kiinaのファンとしてリアルタイムで横で伴走している時には見えなかったものが、一度立ち止まって来た道を振り返った時に「ああ、あれがひとつのヤマだったんだな」「あそこが分岐点だったんだな」と分かることがあるものなんですね。

「箱根八里の半次郎」から一曲一曲、今日まで180曲余りを順番に聴いてきて、Kiinaの心の内の変化までは勝手に想像することは出来ないけれど、歌手としての実力なかんづく表現力の進化は手に取るように実感出来た気がします。

 

今回のアルバムを「歌の手帖」さんは".フレッシュな成熟"と表現されていました。

まさに言い得て妙な言葉だと思います。

「小樽のひとよ」は、そんなアルバムの掉尾を飾るのに相応しい、「31歳の氷川きよし」の実力が実感出来る見事な一曲になっていたと思います。

コメント一覧

izuchan
本当に、聴き惚れてしまいました。
久道りょうさんの記事を車の助手席に置いて、曲を聴き、信号で止まった時に、読んでいます。その曲その曲のkiinaの歌い方、技量がわかり、楽しませてもらっています。演歌は、kiinaの努力の積み重ねによって、技量を磨きぬいた結晶。
そこに、作ってくださった作詞家や作曲家の皆さんの心を知る努力をし、渾身の歌唱をする、歌に対する真摯な姿勢がわかります。本当に本当に、素晴らしいアーティストで、ファッションになれたこと、心の底から嬉しい限りです。
せり
おはようございます。「小樽の人よ」は「君は心の妻だから」と共に東京ロマンチカの代表曲ですね。この二曲は良く流れていたなあと記憶してます。31歳の「フレッシュな成熟」にふさわしいkiinaの裏声も入った甘い歌声です。とねりこさんのおっしゃる様に年代をおって聴いていくとkiinaの実力と進化が実感できますね。kiinaの休養期間は改めて類まれなる歌手・氷川きよしとしての道程を反芻する良い機会かもしれません。
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