氣志團万博参戦を明日に控えて心がざわつく今日、千駄木の旧安田楠雄邸でガイドのボランティアをしている友人からのお知らせで「花嫁のれん展」を観に行って来ました。
「花嫁のれん」は北陸地方に伝わる風習で、両親が嫁ぐ娘に持たせ、婚家の仏間の入り口にかけられたそうです。
東北にはない風習で、安田邸のお座敷にかけられた数々の鮮やかな花嫁のれんに目を奪われました。
戦前のものもありましたが、つい先頃の令和に入ってから作られたものも。
花婿のれんというのもあるのだそうです。
これらののれんは七尾市の一本杉通りという老舗の並ぶ商店街に伝わるもので、今年1月の地震で大きな被害を受けており、安田邸での展示会は復興支援の目的で行われています。
能登地方の復興がなかなか進んでいないことはニュースで知っていましたが、気持ちはあっても形になる協力を出来ないもどかしさを感じていましたので、入館料と募金でほんの少しでも支援出来てよかったです。
旧安田邸の「花嫁のれん展」は10日まで開催されていますので、ご興味のある方は足を運んでみてください。
団子坂のてっぺんから横道に入った所にあります。