2021年後半に出されたアルバムは完全限定発売の豪華な「旅うたスペシャルBOX」でした。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-41635-39.html
こちら、KIINA.のコメントと西さんのナビゲーション動画付きのコロムビアからの詳しいご案内です。
https://columbia.jp/hikawa/tabiuta_box.html
5枚のCDは大まかに北から順に並べられているようです。解説には各曲のリリース年は記載されていませんでしたので、ご参考までに書いておきますね。
まずはDISC1です。※が新たにレコーディングされた曲です。
1.黄金岬(2020年「母」カップリング)
2.流氷の町(2009年「演歌名曲コレクション9〜浪曲一代〜」)
3.澄海岬(2021年「南風吹けば」)
4.みちのく恋女(2021年「南風吹けば」)
5.寒立馬(2010年「演歌名曲コレクション13〜虹色のバイヨン〜」)
6.二度泣き橋(2016年「新・演歌名曲コレクション3-みれん心-」)
7.石割り桜(2015年「新・演歌名曲コレクション-さすらい慕情-」)
8.そこまで春が…(2017年「男の絶唱」カップリング)
※9.雨の千波湖(新)
※10.中禅寺湖(新)
「雨の千波湖」は新曲です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/312623/
千波湖。水戸市内にある湖ですね。
随分前、KIINA.のコンサートで茨城県立県民文化センター(現在のザ・ヒロサワ・シティ会館)へ行った時に、この湖の周囲を歩いた記憶があります。白鳥が泳いでいたように思うのですが、ひょっとしたら白鳥のボートだったかもしれません(笑)。
水戸市には大昔、大学のゼミ旅行で弘道館を訪れて以来で、千波湖という名前もKIINA.のコンサートで初めて知りました。
なので、私の中では「千波湖」はストレートにKIINA.のコンサートと結びついています。
水戸市という大都市の中心地に小さな湖があって、市民の憩いの場所になっているなんて素敵だなあと思いながらしばらく散策しました。
そんな千波湖ですが、曲の中ではずっと雨が降っているのですね。お互い愛し合っていても、事情があって別れたふたり。ありがちな設定でもKIINA.の歌声なら格別です。
主人公が男性ならトレンチコートの襟を立てて、女性だったら長い髪が雨に濡れて、じっと水面を見つめる後ろ姿が目に浮かびます。
水戸市でのコンサートには2度ほど行ったでしょうか。とても良いホールだったように記憶しています。
なかなかタイミングが合わず足が遠のいていましたが、機会があったらまた行きたいと思っています。