患者さまの思い

今日は 患者さまのいろいろな心境を感じ取れる とても有意義なお時間を過ごすことができました

一回目の抗ガン剤投与を終え まもなく二週間 脱毛が始まる不安を抱えていらっしゃいました

副作用も想像をはるかに超え 今まで生きてきた中で 一番辛かった・・・もう続けられないかも・・・無理・・・

改めて 抗ガン剤の恐ろしさを実感・・・

ようやく落ち着いてきたものの 次もこんなに辛いなら もう かつらどこじゃない・・・


しかし ご主人さまも娘さんも 本当にしっかりサポートされていらっしゃって その姿を見て

家族のためにも頑張らなきゃいけないなあ・・・ と思われたそうです

ようやく体調も回復されて ご主人さまのお心遣いで

「 脱毛のこと ウィッグのこと 自分たちも正直 これから どうなるのか どうすればいいのか想像もつかないし 不安です・・・」

「 毛内さんに10分でも20分でもいいので 妻の話しを聞いていただけると 安心すると思うので お時間をいただけないでしょうか・・・」

とご相談がありましたので お時間を取らせていただきました

そして 奥様の思いの丈を しっかり心を寄り添いながら 受け止めさせていただきました

『 聴いてあげる 』

とても大切です

奥様も 「 いろいろ聞いていただけて スッキリしました 」

と これからのことを 前向きに捉えられていらっしゃるようです


病院で告知を受けてから お一人お一人それぞれが いろんな思いで日々過ごされていらっしゃることでしょう

過酷な治療と闘っていかなければなりません

しっかり治療に専念していただけますよう 脱毛の悩み そして外見の悩みへの不安は 取り除けていけたらと 強く思います

『 ひとりじゃないよ！』