すぐ近くに佐賀空港があるので、向かってみました。
途中に西鉄天神大牟田線がありますが、沿線をちょっと巡ったくらいにしてそのまま移動です。
平地が続きます。 ううむ。 有明海の海岸にある空港、さぞかし素晴らしいロケーションだろうと胸も高鳴りました。
実際にしてそのとおりで、どこもかしこも見晴らしの良い空港外周をまわりつつで最初に選んだ撮影ポイントは11エンド側・・・・で、待っているとどうやら逆からのアプローチとなっているとのこと。
ならばと堤防の下の砂利道路をWRCばりに走破(うそ) 29エンドの堤防に移動です。
うううむ。 素晴らしい。 本当に素晴らしい。 でも果たしてどこで!? 真下か!? いいや、違うな。 ちょっと横からかなと、初めての地で慎重に立ち位置を選んだりしていると
来ました。 OKです。 海を広くとるか空を広く・・!? なんても考えていましたが、まだまだ高度が高い状態での進入だったのでこうなってしまいました。
旅客機が ひゅおおぉぉぉぉん と通り過ぎて、思いのほか遠かった滑走路に着陸。 ちょっと待たされていた飛行機も続いていただいたくらいにして、移動します。
てっちーさんにしては珍しく(?)ターミナルに入り、普通にデッキに出てみました。 ご覧のとおりです。 有明の湾をバックに飛行機が出発。 でも時間が午後もイイ頃合いで・・・逆光が厳しい状態でした。 それでも撮るんですけど
携帯でも沢山撮りました。 飛行機を見送ってから、デッキの人がはけた頃にゆっくりとです。 下に降りてきてターミナル内部の様子も少々OK 次の便までしばらくあるし、移動しようと思いましたが
すぐ脇の公園にYS-11が展示されていたので寄ってみました。 家族連れが多くてキャーキャーと実に活気があります。 てっちーさんはやっぱり苦手だそうです・・が、そんなことも言っていられません。
確か5時で柵の外に出ないとダメだっけかな? それまでは存分に撮影できました。 公園の駐車場に停めたアルト号に戻ると、品の良さそうな母さんにいきなり声をかけられます。
『 秋田から来たのぉ~? 』 おおお!! 嬉しいぞてっちーさん!! 「 はい。 初の九州を回っていて、たまたま佐賀空港へ寄ってみました 」 と答えます。 コレだよコレOK ナンバーを見て興味を持ってもらえるのがこれだけ楽しいとは!
『 このあとどうするの? 』 ・・・・・・すげぇ!! これはいわゆる逆ナンってやつか!? いきなりの展開にビビリつつ 「 いきあたりばったりで、これから決めます。いちおう鹿児島まで行くつもりです 」
すると母さんが 『 ちょっと待ってね? 明日オスプレイが飛んでくるんだよねー。 だから息子に詳しい時間聞いてみるから 』 と、仰いました(内容かなり省略済み)
そういえばYS-11撮っていた時もう一人居たなぁ・・・好きそうな若い衆が黙々と写真を撮ってたけど・・・? ああ。 なるほどねOK その彼が来て、色々と教えてくれました。
お母さんも一緒にどうだとなったようです。 前日に佐賀入りして二人で付近に泊まって、明日の騒音試験飛行(だったと思う)の見学にとのこと。 オスプレイの詳しいスケジュールも教えてくださいました。
確か室蘭ナンバーも居ましたね。 完全に宿泊モードになっていた軽ワゴンだったと記憶しています。 なるほど・・とにかくどこまでもなるほどですOK
情報を教えてくれたその彼と、てっちーさんに興味を持って話しかけてくれた母さんに感謝し、丁寧にお別れをして(大袈裟なくらい礼をつくします)移動しました。
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さてさてどうしよう? 夕暮れ時になってしまいました。 ・・なんてね。 決まってます。 角目のハチイチ号を迎え撃つんでしょ!? いつものように夜撮りで。
ではと再び南瀬高の駅へ。 あたりはすっかり暗くなり、ホームに点いた明かりの具合は。。。まぁ良いでしょう。 十分撮れるOK
昼過ぎのは、通過の普通電車が目の前を覆ってくれたので、通り過ぎた後に一瞬だけ撮ったこんなのだけだったので 次は絶対失敗されないよと。
午後の6時半前と半過ぎにそれぞれ列車を撮って、準備。 ブレたらお終いなので感度も最高の12800まで上げ(増感はしない方向で)同45分頃現れた列車を
おんどりゃぁぁっぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!! ふはははははは!!! 撮ってやったぜ! どうだてっちーさん!!! 撮影画像の出来はどうであれ、しっかりと狙って撮ったという満足感が気分を高めます。 続いての列車も
通過列車は速かったりするので追いきれなかったりもしつつ・・・455号機は構図がキツかったなぁ残念。 とかなんとかしていると、金髪のにーちゃんが立ってました。 たしかこのあたりからだったと思います。
ヤンキーに絡まれたら最悪だ。 九州ってお盛んなんでしょ? 色々とヤ○ザとかそっち関係も。 なんて身を強張らせたものの、待てよ!? 年はオラのほうが倍近いでしょう? なにビビってるんだ! と
「 こんばんは! 怪しいオジサンではないよ 」 先手必勝OK するとその彼は
灰色のスエット上下と長い金髪、細身で歯も丈夫そうでないといったいでたちでもって満面の笑みで 『 あ、どうもです。 電車の撮影っすか!? 』 と、人懐っこい雰囲気で返してくれました。
良かった いきなり殴られたりしないで良かった・・・・ ほっとした上に、彼に興味がわいたてっちーさん、その場でアレコレ3時間近く話し続けてしまいました。 凄いですね。
ではここで未来の自分自身のために要約しときましょう。 『 まじっすか! すげぇー! 』 の連発の彼。 秋田から車で来て気ままに巡っていると言うと 『 格好いいー!! 』
若いのにエライ! 人を喜ばせる術を心得ているOK もっと聞いてみようこちらからも。 彼は何故駅に来たのか? 身なりのきちんとした乗降客が多いこの駅で、電車に乗る風でもなく・・。
『 シケモクを漁りに 』 なんでも建設業に従事しているけど手間は安く、ギリギリの生活である。 妹がコンビニでバイトしているので、廃棄の弁当などを夜ご飯にしている。 時間があるので駅に吸殻を求めて来た。 彼女はいるけどあまり会えない・・・っていうか不倫(相手が人妻) 以前、秋田に来て男鹿で鍋を食べた。
・・・・とかなんとか。 半年前のことなのでだいぶ忘れてしまったが、だいたいはこんな感じ。 てっちーさんも自身のコトを聞いてもらったり。 薄着の彼は後半寒そうでしたが、我慢してましたね。
おまけに所々九州男児っぽい一面も見せてくれたので、すっかり彼に惹かれてしまったてっちーさん。 列車の撮影に来ていたことも忘れていたくらいです。 でも所々で
思い出したように・・・・・・あそぼーい号が通ったときは正直あっけにとられましたが、なんとか後追いは納めることが出来たのでよかったのですが、外はほとんど彼と眺めているだけ。
駅のホームの上で3時間。 沢山の乗客が降りてきては金髪のスエット上下の輩とカメラを持ったオッサンの組み合わせをいぶかしげに見てましたが、通報はされずに済んだのでOKでしょう。
そろそろ妹さんが帰ってくる時間だというので歩いて行った彼を見送り
午後も11時前に716号機を。
11時18分に406号機。 この機関車も久しぶり! 元気そうでなによりだっす!
日も変わり0時16分。 興奮のあまりキツイ構図になった501号機。 嬉しいです。
合間に旅客列車も。 さすがにこの時間だと回送でしょう(わからないけど)1時01分通過。
そのまま1時34分。 ED76機関車を撮影Ok ようし!! こうでなくちゃぁ! 念願の機関車をいただきました。 続いて
4時28分にご覧の列車を撮影成功。 この間2時間程の仮眠をとったのですが、その間走ったかもしれない列車はわかりません。 夜明け前もいいところですねまだ。 移動したのでこのあともわかりません。
とにかく頑張りましたねてっちーさん。 貨物列車を沢山撮ることも出来たし、地元の若いにーちゃんともじっくりと話すことが出来たしで、大変充実した夜となりました。
というところで次に移るとのことです。 素晴らしいOk このペースで逝ったら多分最後まで書けないかも この先も長い
ごらんいただきありがとうございましたてっちーさん
2017-04-12 23:04:51 から現時刻まで(画像の準備は当然、含まず)