私の住む町は、
冬にはたくさんの鶴が越冬する田舎のまち。
そして、
養鶏が盛んなので、
この季節になると毎年のように鳥インフルエンザに悩まされます。
鶴や鴨、ほかにもたくさんの野鳥がやってくる湿地帯があるので、
こうなってはもう、
何が原因かわかんないのでは?と思うほど。
今期も多くの養鶏場で順番に鳥インフルエンザが発生して、
そのたびにそこで飼育されている何万羽ものにわとりが殺処分されます。
あたりまえのように、
陽性が数羽出ただけで、すべて殺処分です。
原因の多くは野鳥からの感染だと言われますが、
わかっているのなら、
毎年殺処分を繰り返すんじゃなくて、
養鶏場の建物をしっかり対応できるものに建て替えることを
国や県は進めてくれないかなと感じます。
普段、私たちはその命をいただいているんだから。
数羽の陽性が出ただけで一緒に殺される他の数万羽・・・
人間だったらどうでしょうね。
大げさなと思われるかもしれないですが、
飼育されてる方も、殺処分する県職員の方も、
どれだけ辛い仕事かな・・・と案じます。
形の揃わない野菜を捨てるみたいに、
鶏たちを捨てていくような、
キモチが殺伐とする冬。
そして、それが毎年。
ホントに、
そろそろ良い知恵を。
もちろん、
考えているとは思いますけどね・・・。
すっごく切ないんです。
旦那くんに拾われたハルさんは、
今日もフカフカな布団を選んで寝てます(笑)
同じ命だよね。