まず保健所。
「猫を主人が職場近くで保護してきたので、
どのような届け出をしたらよいか教えていただけますか?」
なかなかおとなしい感じで質問いたしました(笑)
「あ~・・・」と浮かない女性の声。
パラパラと何かをめくる音がして、
「今のところ届けはないですね」
「とても慣れている子なので、心配して探してらっしゃるかもと思ったので」
「ないですね、たぶん大事にされてる方だったらもう届けが出てると思うので、
これからもないかもしれないですね」
「え?まだ迷子になって日が浅いと思うんですよ」
「多分。。。ないと思います」
「うちで預かっているということはそちらにお伝えしたほうが良いと思って」
「あ~、ではお電話番号を」
「しばらく預かっていたら良いですか?」
「あ~、お宅で飼うおつもりがありますか?」
「え?それは?」
「いや、飼うおつもりがなければ、今のうちだったら飼育放棄にはならないので、
もと居たところにおいてくることも可能ではあります」
「は?それって、うちが捨てた感じになりますよね」
「いや、まだ一時保護という感じなのでそれは大丈夫です」
「・・・」
「だったら警察署が良いですか?」
「そうですね~、迷子の届けが無いかを電話で聞くことは出来ると思いますよ」
・・・もういいか。
ちょっとガッカリした。
次ーー、警察署。
お、今度は元気な男性の声。
猫を保護したので、届けないといけないかなと思いまして・・・と言うと、
知らなかった「拾得物」の決まりを聞けました。
1週間以内に届けること。
3か月以内に誰も迎えに来なかったら自動的にうちの猫になること。
ということは・・・
うちで3か月預かる
誰も迎えに来なかったらこの子を飼う
この2点を1週間以内に決めないといけないという事。
なにーーーー( `ー´)ノ
届を出す=3か月後もしかして飼い主決定
どうすんの。
拾ってきたのが間抜けだったね・・・という仕組み?
名前も知らないこの子は、こんなにリラックスしております。
なんか、行政と戦うことになりそうな予感さえします・・・(笑)
・・・長くなりそうだから、
名前、付けようかな。
猫って呼ぶのは可哀想すぎる。
もうちょっとつづく。