不在の友達の代わりに猫のお世話を頼まれた。2日間、猫と戯れるハッピーチャンス。
まだほんのり明るい夜の中、徒歩で数百歩の距離の友達の家へ向かう。途中、どこかの家のゆうげのにおい、強烈なにんにくの。「明日大丈夫?」と勝手な心配をしてみる。
猫、この間会ったばかりなのに暗闇で背中を山にしてのご対面。手を差し出したら、匂いで何とか安心してくれた。ご飯とお水を用意、トイレチェックを終えて家主不在の部屋の真ん中でぼんやりする。あんまり猫に熱い眼差しを送ると、気になって食べてくれないかもと思ったからだ。
家の中、片付けるための工夫があちこちにあってすごく考えたんだろうなと思った。3人の子供の子育てと仕事の合間に、家の中を居心地良くしたくて頑張ったって言ってたもんな。私なんて子供一人、仕事すらしてないのに家の中がぐちゃぐちゃだよ。部屋の狭さを言い訳にして。もっと頑張らなきゃなと反省。
一人項垂れていたら、猫がこっちを見に来た。一人の食事は寂しいみたいだ。傍に座って見守ることにした。一口食べては足にすりすり、ゴロゴロと喉を鳴らし、また食べに戻る。もしかして気を遣われているの?
ご飯を食べて満足したのか、机の下に潜ってしまった猫に別れを告げて帰宅。明日はチュールの力を使って、猫との親密度を上げてみようかな。