おはようございます。
本日も一日頑張りまーーす。
写真は、MEN's BC(男性乳癌の会)のピンバッジの図柄です。
自分の職業の事もあるのですが、現在乳癌の中でも男性乳癌に目を向けて活動しています。
この男性乳癌に関して、何回かに分けて記載(報告)したいと思います。
男性乳癌についてPart.1
まずは、男性乳癌を知るには、おおざっぱな女性乳癌について述べたいと思います。
女性の乳癌の好発年齢は45-55歳ぐらいです。
そして、ピンクリボンが乳癌のシンボルです。
ピンクリボン活動を毎年10月に全世界で行っていますので、皆様もお気づきになられてると思います。
年間に罹患(発症)する数は約9万人~10万人です。
生涯発症率(亡くなるまでに日本人が乳癌になる確率)は11人に1人です。
なぜ、乳癌が増えているかは、いろいろ説があるので、これに関しては別の機会に述べたいと思います。
が、50歳ぐらいの女性(家庭の中の大黒柱)が世の中からいなくなってしまう!という状況は世の中に混乱を起こしてしまいます。大問題なのです。
そのため、乳癌に関しての報道は年間を通していろいろなメディアで見ることがあると思います。
ところで、男性乳癌はどうでしょう。
教科書的には、女性の好発罹患年齢よりも10歳~15歳高いとなっていますが、
実際臨床上、よくお会いするのは60歳、70歳、80歳の方です。
そして、罹患数ですが、年間
600-700人ぐらいなのです。少ない!!
乳癌といえば、女性も男性もすべてひとまとめにされて統計がとられていましたが。
やはり、別々に調べることが重要と思っています。
それと、大きな問題点が一つあります。
それは、数が少ないゆえに、差別的にみられるということです。
男性乳癌に罹患した人がよく感じているのは、奇異な人であるように見られることだそうです。時にはLGBTではないか、と疑われることもあったそうです。
注(LGBTが悪いと言っているのではありません、本人たちの言葉を借りて記載しています)
そこで、キャンサーネットジャパンさんと一緒に男性乳癌を知ってもらおうという活動を行っています。
次回に続く
皆様、手洗いうがいは忘れずに!!
では今日も一日頑張りましょう!!
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