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HACCPとは?

2023年01月16日 12時49分00秒 | 日記
HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Points)は、食品安全管理システムの一つで、食品に対して潜在的な危険を評価し、それを防止または排除するための重要な制御点を特定し、それらを監視・管理することで、食品の安全性を確保するための方法です。HACCPは、国際的に認められており、世界中の食品業界で使用されています。HACCPは、7つの基本原則に基づいて設計されており、それらは、危険評価、重要な制御点の特定、制御計画の作成、制御の実施、監視、記録と記録の保存、変更管理です。


ノロウイルスにかからないために

2022年10月26日 07時45分00秒 | 日記
ノロウイルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%・0.1%)や加熱(85℃、1分以上)が推奨されている。一般に「ノロウイルス」と呼ばれているのは、カリシウイルス科ノロウイルス属のヒトノロウイルスだが、ヒトノロウイルスは、細胞培養等ができず、消毒薬効果の評価が困難なため、同じカリシウイルス科の代替ウイルスを用いて評価されている〔マウスノロウイルス(ノロウイルス属)、ネコカリシウイルス(ベシウイルス属)〕。消毒用エタノール等のアルコールは、ネコカリシウイルスを用いた実験により、ノロウイルスに対する殺菌力が劣るとされてきた。しかし、ヒトノロウイルスに、より類似しているマウスノロウイルスを用いた実験で、70vol%以上のエタノールの有効性が報告され、消毒用エタノール(76.9~81.4 vol%)も有効と推定されている。ただし、ノロウイルスはエンベロープを持たないため、アルコール抵抗性が強く、二度拭きを行う(清拭して約15秒後に再び清拭)。また速乾性アルコール手指消毒薬を使用時は、石鹸と流水による手洗い後に、30秒間以上の接触時間を保つことができるよう十分量(約3mL)を用いる。