「お気楽ノート」というサッカー関連ブログからの転載記事です。 ジェフ市原の育成コーチをされていらした池上正さんの著書を抜き書きされているのですが、なるほどと思わせる内容でした。 2011年5月5日木曜日
走れる子を育てる3つの方法
全国の都道府県の協会のなかには、育成年代は全員が試合をできるようにチーム登録のやり方を変えることを検討しているところもあります。例えば、人数が多かったから全員が出場できるよう登録を3チームにするなど、そういったことを義務づけることを考え始めているそうです。
ふたつ目は、ひとりでやる練習よりも、2対1、2対2、4対4など複数で行うオープンスキルの練習を増やすことです。日本では運動量の少ない子を見つけると、体力をつけるために別メニューで走らせたりしますね。でもじつは、そんなことをする必要はありません。(中略)
最後の3つめは、子どもがサッカーに夢中になることです。
サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 (edu book)で、小学生年代はサッカーを楽しませるということに重点を置いてほしいという話をしましたが、私が言いたかったのは、楽しいというのは「夢中になる」ということ。子どもは夢中になれば伸びます。相手を負かすために作戦を練ったり、いいプレーが見たくてサッカーの番組を録画して観たり。そんなことも、子どもが夢中になっている姿です。
『サッカーで子どもがみるみる変わる7つの目標』
ひとつ目は、ひとりの出場時間を1日1試合までとし、全力プレーを促すこと。試合が複数あるのなら、なるべく平等に起用して全員に試合経験を積ませることです。一部の選手だけでなく全員が走れるようになることで、「走れるチーム」としての底上げができます。