現在、Jリーグの柏レイソルで活躍している安英学選手の記事を転載します。
安英学選手は本当に素晴らしい選手です。
http://blog.reysol.co.jp/koho/2011/10/02/
2011年10月 2日
強くなる
担当:大重正人
「選手全員が強い気持ちとファイティングスピリットを存分に出し切って戦ってくれた」
記者会見でネルシーニョ監督がこれ以上ない賛辞を選手たちに贈りました。
だれも異論はないでしょう、選手たちの頑張り、ベンチのサポート、サポーターの
後押し、すばらしい一体感がカシマスタジアムを覆い尽くしていました。
今週、取材の方から選手たちに寄せられたのは
「カシマスタジアムで、レイソルはリーグ戦で勝ったことがない」。
しかし工藤選手はそんな質問に対しても
「じゃあ、明日勝てば、自分の名前が歴史に残りますね!!」と
はっきりと言い切りました。
いい意味で歴史を意識せず、新しい歴史を作り出そうというポジティブかつ強気な
クドーらしい言葉でした。
「工藤は昔から大きな試合で決めてくれてましたから」
とずっと同じチームで成長してきた酒井選手の言葉どおり、大仕事をやってのけ
ました。ゴールはもちろん、1人少なくなったあと、相手のダブルボランチを1人で
マークするべく、そしてハイボールに競り続けた働きにも大きな大きな拍手を送り
たいと思います。
パク選手が思わぬ2枚目の警告を受けて、急きょ出場することになった安英学選手。
「ずっと試合に出たかった」。
JリーグやKリーグ、そして朝鮮代表としてワールドカップに出場したほどの経験を
持つ安選手も、ここまでレイソルでの出場機会は限られていました。
ようやく掴んだチャンスでしたが、1人少なく数々のピンチが待ち構えている状況
での出場でした。
↑ 大谷選手からキャプテンマークを託される 背番号11 安英学選手!!
菅野選手は
「全員で守った勝利だけど、ヨンハさんは試合に出られなくても努力を怠ら
ず 腐ったりすることもまったくない。ヨンハさんの存在と活躍で精神的に支
えてもらった」。
大谷選手も
「ヨンハさんが本当にすばらしかった」
とメンバーチェンジの際にはためらうことなく、キャプテンマークを託しまし
た。そのヨンハ選手は
「どんなピンチでもみんながカバーし合い、同じ方向を向いて戦い続けて
いる。今日出場して、ピッチのなかで改めてそれを感じることができました。
いまのレイソルはどんな山場でも乗り越える力がある」。
来週には朝鮮代表としてワールドカップ予選を戦います。
どんなチームでも彼はその力を必要とされ、どんな状況でも100%以上の力を
出し切ってチームのために闘う選手です。
これからも優勝争いのなかでレイソルの大きな力になってくれることでしょう。
(以下、略)
今季、J2から昇格したばかりで快進撃を続ける柏レイソル。
そのチームで、多くの選手から信頼されている安英学は本当素晴らしい選手ですね。
これからも頑張ってほしいです。
クムン イルオジンダ!!
安 英学 (안영학)選手経歴
1978年10月25日生まれ
1991年 東京朝鮮第三初級学校 蹴球部
1992年 - 1994年 東京朝鮮中高級学校 中級部 蹴球部
1995年 - 1997年 東京朝鮮中高級学校 高級部 蹴球部
1998年 - 2001年 立正大学
2002年 - 2004年 アルビレックス新潟
2005年 - 名古屋グランパスエイト
2006年 - 2007年 釜山アイパーク
2008年 - 2009年 水原三星ブルーウィングス
2010年 - 大宮アルディージャ
2011年 - 柏レイソル