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映画「TESE」が上映されています!
<映画館>
地下鉄中央線「九条駅」、阪神なんば線「九条駅」からすぐのシネ・ヌーヴォ
<上映スケジュール>
1/ 2(月)~ 6(金) 14:05 / 15:50 / 17:35
1/ 7(土)~13(金) 11:00 / 17:25 / 19:10
1/14(土)~20(金) 11:30
<鑑賞料金>
一般1500円、学生1200円、シニア・会員・高以下1000円
前売券1300円(Pコード:463-313)
2011年/85分/HD撮影
◎監督:姜成明
◎製作:萩尾裕茂、小曽根太、川村英己
◎プロデューサー:楠智晴、内田英治
◎編集:新田憲太郎
◎出演:鄭大世
「自分のいるべき場所はどこなのか?」 ひとりの男の孤独と葛藤
「韓国に行っても、ウリナラ(北朝鮮)に行っても日本人扱い。じゃ日本で暮らしているからって
日本人扱いでもないし。故郷はいっぱいあるけど自分にはホームがない・・・」。
カメラに向かって静かに語るチョン・テセがいる。
本作は3年半に渡り、ひとりのプロサッカー選手を追いかけた真実の記録である。
「サッカー」というスポーツを通して描かれる一人の若者の葛藤。
運命に翻弄されながらもその素顔をカメラの前にさらけだす。
孤独、そして怒りと悲しみ。これまで数々の在日サッカー選手が北朝鮮代表に名を連ねたが
ほとんどの選手が「お客様」としての扱いを受けて主力として考えられてこなかった。
そんな状況下で現れた待望のストライカー、テセ。
父親は韓国籍の在日であるが、朝鮮学校で教育を受けてきたため、本人は祖国を北朝鮮としている。
そんな複雑な環境で生まれた彼は、人一倍反骨精神が強くそれが原因で孤独感を味わうことも多い。
作品の中でもカメラは移動中のバスやロッカールームで、彼のそんな姿をとらえている。
なぜ日本代表ではなく、北朝鮮代表だったのか?カメラは予選を突破していく姿をとらえながら、その
答えを探ってゆく。