タイシルクハウスのつれづれ日記

タイのことやバック製作のこと、色々です。

ミャンマーの箱

2021-02-28 17:34:33 | タイや海外のこと

ミャンマーのチーク材の箱です。

ミャンマーのものだけど、タイの北部、チェンマイの骨董品屋さんで買いました。

蓋を開けるとこんな感じ…。

ミャンマーのお嬢さんがお嫁に行くときにこの箱に衣裳や装飾品を入れて

嫁いだとの事。

蓋を開けるとまるで舞台のようになっていて、それを見ている女性は

女優さんのように思えるって、お店の人に教えてもらいました(;^ω^)

買った時に70年前か80年前の物と言われ、私のもとにバンコク時代から合わせて

20年はあるので、100年近く前のものです。

その時代はまだ軍事政権だったはず、そんなときでもミャンマーのお嬢さんは

こんな箱を持参してお嫁入してたんですねー!

今の若いミャンマーの方はご存じないかも?

もしかしたら、おばあちゃんのうちで見たことがあるぐらいの感覚でしょうか。

これは実は「大中小」3つでセットになっているのだけれど、私が持っているのは

「大」と「小」の二つだけ。

真ん中の「中」を持ってないのが悔やまれます。

箱の商品代より、パッキング代と日本まで持って帰る送料の方が高かった…。

 

連日報道されているミャンマーのクーデターのニュース。

先日はデモに参加した女性が死亡して、今度は男性がお亡くなりになったと。

武器を持たない民衆に銃を向ける軍事政権に断固抗議します。

いつもはこんな感じで、物置。

倉庫の物置じゃなくて、「飾り棚」、「物、置き」になってます。

行ったことはないけれど、タイのお隣の国、ミャンマーを日本から応援します。

 


革漉き機とモンステラ柄バック

2021-02-27 19:01:40 | バック製作

皮漉き機を使ってバック底に漉いた革を一部分に使った、モンステラ柄のバックです!

 

黒いのは革漉き機で、「かわすきき」と読みます。

漉くは、紙をすく、ではなくて、髪の毛をカットしたとき、前髪を軽くしてもらう時に、

「軽くすいてください」というように使う、「漉く」です。

 革は厚みがあるので、縫う部分のみ、あるいは、全体を薄くして使います。

 

大阪のバック教室に通っているのですが、革を漉くたびに大阪に通うのは大変なので

機械を買いました。