日本では政治においては、どうしてもイギリスなどをお手本にしたことで、その思想なども「輸入」となりました。
「コンサバティズム;Conservatism」 という語はたしかに「保守主義」と訳される言葉でしょう。
社会は急激に変化させてはいけない、ということも含みます。
また、「漸進主義;Gradualism」 というものもあります。
わたしは、政治に関しては「保守」の側です。先人たちが作り上げた「よいもの」を大切にすべきですし、社会は急激に変化させてはいけないと思っています。
(その意味では自民党は「左」ですw 「改革」と言い続けていますw 例えばドイツでは、安倍元首相さえ中道左派;Center-left と評価していましたw)
ですが、「保守」という言葉に違和感がなくもありません。
わたしにとっては、もっと適切な言葉として「真っ当」があります(honest が近いかしら? 副詞なら honestly 。偽善でないという意味では Integrity かしら?)
また、先人たちが作り上げた、日本であれば「人の道」があります。
ヨーロッパでは、本人がどうあれ(つまり品性が劣っていても)政治家としてそれなりに仕事をしていればよい、というところがあります。
(イギリスなどでは『二枚舌』など当たり前、政治家は『三枚舌』でもよいといったところがあります。)
わたしは、他の職業ならまだしも、政治家はこれではいけないと思っています。
政治家は、「真っ当な」人間が担うべきだと思っています。
英語で「ジェネラリスト;Generalist」という言葉があります。よく「スペシャリスト」と対で使われます。
簡単に言えば、何かに特化した人ではなく全体を見渡すことのできる人といった感じでしょうか。
政治家は「真っ当」で、全体を見渡すことのできる人が望ましいと思います。
全体を見渡して、スペシャリストに真っ当な指示を出せばいいのです。