元日に引き続き1月3日には各国大使を
招いての新年晩餐会がアマリエンボーの
クリスチャン七世宮殿にて催されました。
メアリー王太子妃のお顔付きが
以前にもましてキリッとされているのは
見る側の気のせいでしょうか?
確かにお心うちの覚悟は相当なもの、
表情に出ても不思議はないですね。
握手をされるその手には、
各国大使からの想いが込められ、
それを受け取られていることでしょう。
いつの頃からか女王様が椅子に腰掛けられるようになり、
杖を付かれて移動されるようになり、語られることなく
見る方もどこかで10日後の譲位は想定の範囲では
あったかとは思いますが、ゆっくりされて欲しいという
気持ちを持ちつつ変化への戸惑いがないと言えば嘘になりますね。
とは言え母親としては、息子が国王の座に就くというのは
誇らしくも嬉しくもあるのではないのでしょうか。
しばし女王不在のヨーロッパ王室とは、
ちょっと不思議な感覚です。