やってきますね！カミラ夫人を伴っては初めて。
時の流れを感じます。
妹アン王女とチャールズ皇太子
このイギリス一のおぼっちゃま、1948年11月14日午後9時14分、
バッキンガム宮殿にて、エリザベス王女とエジンバラ公フィリップの間に
未来の「英国国王」としてご誕生されました。約3.5キロのまるまるとした
王子だったようです。
祖父ジョージ６世とチャールズ皇太子
祖父ジョージ6世の逝去に伴い、母エリザベス王女が1952年に
エリザベス女王２世に即位。この際、皇太子にはコーンウォール公
及びロスシー公という爵位が与えられました。
１９５６年１１月７日、ロンドン西部のヒル・ハウス・スクールに就学。
１９５７年にはバークシャー州のチーム・スクールで寄宿舎生活を
始めます。この年、プリンス・オブ・ウェールズとチェスター伯の称号を
賜り、英国時期国王に任じられたことになります。
１９６２年、父エジンバラ公の母校である、スコットランドのゴードンスタウン校に
入学。中産階級の子息が多いこの学校でいじめられた体験が。息子達を
上流階級の子供が集まるイートン校に入れるきっかけになったそうです。
１９６６年にはオーストラリアのメルボルンに２学期ほど留学。
帰国後、ゴードンスタウン校の最終学年を終え、ケンブリッジ大学に入学され
ました。当初は考古学・人類学を専攻する予定でしたが、途中で歴史学に
変更し、１９７０年ご卒業されました。
戴冠式にて、チャールズ皇太子２１歳
この間、1968年にはイギリス最高勲章であるガーター勲章を
母・エリザベス女王より叙勲され、翌１９６９年にはウェールズ地方の
カーナフォン城にて「プリンス・オブ・ウェールズ」としての、
戴冠式が盛大に執り行われました。
家族集合写真：後列左よりアンドリュー王子、アン王女、エドワード王子
前列左よりチャールズ皇太子、エリザベス女王、エジンバラ公
大学卒業後は、今のウィリアム王子と同様、軍人としての
訓練に励むことになります。
信じ難いことですが、プレイ・ボーイとしても名を馳せ、
スペイン英国大使の娘ジョージナ・ラッセル、
ウェリントン公の娘ジェーン・ウェルズリー、
雑誌ペントハウスのモデルのフィオーナ・ワトソン、
アメリカの女優スーザン・ジョージ（日本でも一時人気でしたね）、
ダイアナ妃の姉であるサラ・スペンサー、
そうして現夫人である旧姓カミラ・ローズマリー・シャンド等など、
１９８１年にダイアナ妃と結婚するまでは、派手に遊ばれていた
ようです。（ウィリアム王子もこのくらい遊んでもいいのに。若いのに
納まりすぎでは・・・）
ウィリアム＆ヘンリー王子を儲けたダイアナ妃とは１９９２年別居、
１９９６年８月２８日正式に離婚。
２００５年４月９日、不倫関係にあったカミラ・パーカー・ボウルズ夫人と
ウィンザーにあるギルドホールにて地味な結婚式を挙げられました。
この結婚によってカミラ夫人は、コーンウォール公夫人の称号は
与えられましたが、”プリンセス・オブ・ウェールズ”という皇太子夫人に
授与される称号は賜っていません。これは以前としてダイアナ妃の
称号になっているのです。（未来の国王の母親だからかなぁ？）
よってチャールズ皇太子が国王に即位しても、カミラ王妃と呼ばれる
ことは、今のところ無いということになっています。
さてチャールズ皇太子が主催する”プリンス・トラスト”という
慈善団体があるのですが、実に20ものチャリティーにて
成り立っていて、年間の収益が焼く４００億円にものぼるという
のですから、凄いものです。
また皇太子がパトロンや名誉会長として名を連ねている団体は
400ほどもあるそうです。
オーガニックには並々ならぬ感心を示され、別荘のハイグローブで
有機野菜などを栽培され、１９９２年には有機食品ブランド
「ダッチィ・オリジナルズ」を立ち上げられ、イギリスはもとより
日本でも販売されています。
割高感はするものの、お味はＧＯＯＤですのでお試しください。
趣味はポロ、狩り、水彩画、車収集（アストン・マーチンがお好きとのこと）、
手品もお好きで、”ザ・マジック・サークル”の会員でもあるそうです。
ちなみに会員になるには、自分の手品を披露して合格しなくては
いけないんだそう。
以前はセント・ジェームズ宮殿にお住まいでしたが、
現在はクラレンス・ハウスが主なロンドンでの住居だそうです。
