
おっとお久しぶりです。
皆さん、覚えてらっしゃいますかぁ~?
こちらの男性エルンスト・アウグスト五世(66歳)は
ハノーファー家の現家長であり、モナコのカロリーヌ公女の
ご主人でもあり、お二人の間に生まれたアレクサンドラ王女の
お父上であり、イギリスのジョージ三世の子孫であり、
ビクトリア女王の孫であるプロイセンのヴィルヘルム二世の曽孫で、
エリザベス女王ともご親戚というサラブレッド。

とは言うもののカロリーヌ公女とは別居して長いこと経つし、
よ~く警察のお世話にもなっているようですが、
今回なんと実の息子で将来家長を継ぐことになっている長男、
エルンスト・アウグスト氏(同じ名前、37歳)を訴えたんだそうです。
というのも上の写真の父エルンストが所有していた
マリーエンブルク城を2000年代半ばに
息子エルンストに譲渡したのですが、
維持・修繕費に年間27億ユーロもかかるため
年間20万人も観光客が訪れるものの間に合わず、
ドイツ政府に1ユーロで売却したのが
”けしからん!”ということで訴訟を起こしたのだそうです。

息子エルンストの嫁が気に入らないと言って
結婚式にも出てこなかったですよね、確か。
しかし今の世の中、お城を個人で維持していくのは
「ダウンタン・アビー」のように映画やテレビの
ロケ地として提供するとかしないと大変でしょうねぇ。
しかも去年からは観光客もほぼいないわけですし。
富や権力の象徴が時代とともにお荷物になってきて、
今やサイバー時代、カタチあるものの存続やいかに?!