ロンドン・オリンピックで王族に遭遇するために

北京オリンピック観戦に訪れていた王族の方々を見ながら、
２０１２年のロンドン大会の際は、どういうことになるのだろう？と、
勝手な妄想をめぐらせてみた。

エリザベス女王なのかチャールズ国王なのか、ケイトちゃん妃は
存在しているのか？ウィリアム王子は、それまでにすっかり禿げ
あがってしまうのか？とまぁ、これを見るだけでも内容が濃い（本当だろうか）はず。

近さも手伝ってヨーロッパ中の王侯（元）貴族がこぞって集まり、
それはそれは充実した華やかな社交場として、
内容の濃ゆい（本当だろうか）２週間になる気がする。
ベルギーやオランダあたりは近さゆえ、毎日飛行機で観戦にくるかもしれない。

開会式も臨席される王族の方々は勿論見ものだし、
パフォーマー達も見ものであろう。
多分、ポール・マッカートニーがご存命であれば
一曲くらい歌い、平和のシンボルとしてオノ・ヨーコと
ボブ・ゲルドフも出てきて皆で’イマジン’なんかを合唱し、
若手としてMAROON５なんかも出てきて、００７っぽい
改造車が出てきたり、「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」の
役者達が衣装のまま出てきて華を添えたりと、
訳が判らなくなったところで、エリザベス女王か
チャールズ国王がスピーチしたりするのかもしれない。
（ブラウン首相はどうなっていることやら。）
生ベッカム様は絶対に間違いないし！

もうこれは「ロンドン・オリンピックを見にくる王族を見に行くツアー」に
出かけるしかないでしょう！

席は競技中の選手が見えることよりも、ロイヤル・ボックスが
見えることが第一に考慮されるべき。
こういう時、王族達がどこに宿泊するのかは知らないが、
超一流ホテルに滞在するかもしれないので、
偶然遭う機会を狙ってホテルだけはお金をかけた
方がいい。

スタジアムから出てくる王族をパパラッチしたければ、
外でじっと待つだけの体力を、今後４年に渡ってつけた方がいい。
イギリスは雨がよく降るし夏でも寒いので、脂肪も蓄えておくといい。

本物のパパラッチに、「あなたは誰を待っているんですか？」
と質問を出来るくらいの英語力もつけておいた方がいい。
（彼らがそんな質問に答えてくれるのかは知らないけど）
ここでNHKラジオ「基礎英語」を始めようと思った方もいるかもしれないが、
自分が喋れるようになるには得策だが、リスニングにはあまり役に立たない。
何故なら「基礎英語」はアメリカ英語だから。
イギリス英語の発音とは、まるで違う。
なので答えが返ってきたときに、困らないように
映画「フル・モンティ」あたりを見て、イギリス英語に
慣れておくといいかもしれない。これに慣れておけば
多分、かなりの凄い英語でも理解出来るのではないか？と思う。

問題は、ただでさえ高いイギリスの物価が、
オリンピック開催となれば、更なる高騰が
予想されること。

と、ここまで書いていて思うのは、
やっぱり家でテレビ観戦が気が楽だなぁ～、ってことかな。
アップで見れるし。