パスタ ～恋ができるまで～(15話)

ヒョヌクはユギョンと一緒に
バスに乗りました
ユギョンは
シェフ
やけになったらダメ
と言います
ずっとシェフと調理場にいたいから
そう追い出されることを心配するユギョンに
ヒョヌクも
オレも
お前がいないと嫌だ
と言います
想像できないって
シェフは最高の師匠です
と言うユギョン
でもヒョヌクは
弟子なんかじゃダメだって
"愛弟子"じゃないと
ユギョンはそれが嬉しくて嬉しくて

キム・サンはソル元社長から
バス停でのヒョヌクとユギョンの出来事を
聞かされます
でも
それで?
とキム・サンが言うから
ソル元社長は拍子抜け
ソル元社長はヒョヌクが
オレの調理場に女はいない
恋愛は許さない
と大口をたたいて
それで人をクビにしたんだから
自分もクビにされるべきだって大騒ぎ
社長のお前がやれって
でもキム・サンは
こんなことで
クビにはできない
と言います
それどころか
みんなに知られたら大変だから
知らぬフリをしようって
オレにも考えがあると
ソル元社長は大ショック
知るか
と言って社長室を出て行っちゃいます

ユギョンはベッドに座りながら
ヒョヌクの書いたレシピノートを見ます
レシピノートは失敗作ばかり書かれてました
成功作を記すと踏襲して
それ以上悩まなくなるから
あえて成功作は書かなかったみたい
ヒョヌクはユギョンに
他人のレシピをまねるのではなく
失敗の中から答えを見つけろと言ってました

ウンスは初月給で何を買ったか
ホールのネモから聞かれます
そんな話をしているうちに
ネモがソル元社長が社長の時と
同額の給料をもらっていると言うからビックリ

ユギョンとヒョヌクのことが
気に入らないソル元社長は
調理場で
料理に対してケチをつけてきます
完璧な料理を出さないとって
ユギョンは前菜に不慣れで前科がある
昨日も失敗してコースを台無しにしたから
信用できるコックじゃないんじゃないかって
ヒョヌクは
早く次の料理を作れとユギョンに言います
そしてソル元社長には
見習いが
シェフでもないのに
コックの信用まで問う気か?
と聞きます
でもソル社長は
料理がまずいと
客に怒られるのも謝罪するのも
ホールの職員だから
事前にチェックさせろって
ヒョヌクは自分がチェックをしているから
シェフが認めた料理にケチをつけるなら
シェフをしたらどうだ
と言い返すんだけど
なかなかソル元社長は引かない
そのうち
ユギョンを避難されて
気分を害した?
付き合ってるのか?
なんてソル元社長は言い出す始末
そこに現れたキム・サン
営業時間に何してると怒ります

ユギョンが1人でいると
コックさん
とキム・サンが話しかけてきました
だんだん意地になってきた
と言うキム・サン
オレもいい人だよ
金持ちだし
気が利くし
と言ってきます
それに
君の料理を
一番おいしいと思ってる
だって
こんなにいい男なのに
何でオレが好きじゃないの?
と聞いてくるので
ユギョンは
好きよ
私は金持ちが大好き
そこが一番気に入ってる
と答えます
だから
嫌いじゃないんだね?
オレは君が好きだ
と…
ユギョンは軽く
私も社長が好き
と答える
そしたらキム・サンはもう一度
君が好きなんだ
って
その本当の意味がわかったユギョンは
キム・サンの顔を見て
何も言えなくなってしまいます…

更衣室に来たユギョン
お父さんとの電話で
ある人に告白されたと話します
金持ちで
性格も気が利いて合理的
ユギョンの料理を喜んでくれる
でも…
他に好きな人がいる
その人の
どこが好きかも説明できない
お金持ちでもなく
穏やかな性格どころか
すぐどなるし
強情でケンカ早い
料理だっていつもダメだと怒られる
ユギョンの話しを聞いたお父さん
じゃあ
最初の男にしろ
と言います
何で?
とユギョンが聞くと
オレは親父だ
と言います
それだけ聞いたら
お金持ちで性格がいい方が
良いに決まっているものね

キム・サンの姉キム・ガンが
弟の好きな人を見に来ました
キム・サンに
あんたの欲しい物
好きな物は
必ず手に入れさせてあげる
と言います…

国内派のところにきたソル元社長
もめさせようと
さりげなくイタリア派が
ここに来て間もないのに
給料だけは一人前だと話します
ドクの給料は
スー・シェフ(ソクホ)より高いと…
他のイタリア派も
ずっとラスフェラにいた国内派よりも
多くもらっていると言います
しかも
チェ(ヒョヌク)が
"給料は高くないとダメだ"
と言ったって…
当然国内派は怒り出します

国内派はシェフルームに乗り込みます
そしてヒョヌクに
イタリア派の給料が
我々より高い理由は?
と聞きました…

国内派の方がイタリア派よりも
給料が低いというのを
ヒョヌクは知りませんでした
だから
今度はヒョヌクが社長室へ…
ヒョヌクは国内派たちの給料は
誰が決めたのかキム・サンに聞きます
ソル社長が何も言わないから
皆同じ給料だと思ってた
と…
そのことで国内派が
イタリア派への反感を強めてる
そんな状態じゃ
調理場を指揮できない
って
キム・サンは
もし国内派の給料を上げたら
別れた調理場を
まとめる自信がありますか?
と言ってきます
ヒョヌクはそれ以上何も言わず
社長室を出るためドアを開けると
ドアの外にはセヨンがいました
2人の話しを聞いていたみたい…

調理場の雰囲気が最悪になりました
シェフのオススメに変更になった料理を
国内派ができないと言い出します
あまりにも皆の態度が悪いから
セヨンも
いい加減にして
客を待たせる気?
と言うけどダメ
そこにソル元社長が来ます
料理はまだかって
仕方なくヒョヌクは
イタリア派の3人に
シェフのオススメを作るように言います
突っ立ってるだけの国内派に
セヨンは
邪魔だから出て
と言いました
ソル元社長にも
行って
って
ソクホは
シェフが2人もいるんだから
1人くらい味方なっては?
とセヨンに言うけど
セヨンは
シェフに従わないコックは
要りません
とピシャリと言います
しばらくしてヒョヌクはソクホに
頼むから
戻ってフライパンを握ってくれ
と言いました
それで
とりあえず国内派も戻ってくれたけど……

ヒョヌクとユギョンと一緒にいたウンスは
ソル元社長が見習いなのに
給料が社長の時と同じだと話します
ヒョヌクは何だと?っていうような顔になります
さらに同期のミソンが
ウンスよりも15万多いと聞きました
そこに国内派が来ます…
さらにキム・サンが来て
ユギョンに
送るよ
って言うから
ユギョンは皆の手前断れなくて
キム・サンと一緒に帰ってしまいます

イタリア派と飲みに行ったヒョヌク
酔って帰ってきて
ユギョンの部屋の呼び鈴鳴らすけど
出て来たのはセヨンでした
ヒョヌクはまだ帰ってきてません
部屋に入ったヒョヌクは
調理場のことでセヨンにお礼を言います
そして
たった一度だけ考えた
と話します
あの時
お前が正々堂々と
ヒョヌクに勝ってたら
ヒョヌクは
セヨンを愛してるという理由で
2番でいられたか
後ろから拍手を送ったか
お前が不正をせず1番になっても
オレはお前から去った
彼女より劣っているという
自責の念とねたみで
男だと言う慢心で
別れただろう
裏切られたから去ったのではないかも
そんなことを
一度だけ考えた
と…

ユギョンの部屋を出たヒョヌクは
ユギョンの帰りを待つため外に出ます

キム・サンの車でユギョンは帰ってくると
キム・サンに
私はシェフが好きです
と言います
断るのが早いな
っていうキム・サンだけど
断るんじゃなくて
シェフがもっと好きなの
とユギョンは言いました
分かってて告白した
とキム・サンは言います
でも
あきらめないよ
と言います
そんなことしないで
ってユギョンが言っても
勝手だろ
って

ユギョンと帰ってきたキム・サンに
現在ホール見習いのソル元社長に
給料を出す基準は何か
ヒョヌクは聞きます
社長級の給料を出すのが
公平か?
と
彼は店を創立してから今の
ラスフェラにまでした人です
一時の過ちでクビになったが
高い給料をもらう資格がある
とキム・サンが答えるので
なら
昔から店にいた
国内派にもその資格はある
とヒョヌクは言います

ヒョヌクと2人きりになったユギョン
父が社長のほうが
良い男だって
と話します
父はいい男を勧める
ってユギョンが言うから
お前は?
とヒョヌクは聞きます
そしたらユギョン
笑いながら
親の言うことを聞かない娘
だって
よろしい
とヒョヌクは言います
そして
聞くなよ
とダメ押し
ヒョヌクなんか可愛いっ

翌日
キム・サンはソル元社長に
新人の給料に下げないといけない
と言います
ヒョヌクが先輩(ソル元社長)の給料を
ホール職員に公表したら
先輩は店にいられなくなる
と…

怒ったソル元社長
調理場に来ると
ヒョヌクに向かって
お前は何様だ
って怒鳴ります
そして頭にきすぎたソル元社長
いつどこで誰と何をしたか
お前が恐れてる秘密を
バラすぞ
と言ったかと思うと
オレはこの目でしかと見た
バス停でソ・ユギョンとチェ・ヒョヌクが
キスしてるのを
と大声で言っちゃいました
調理場で恋愛してたと続けるソル元社長
調理場のみんなも
付き合っているのか聞きます
ユギョンがかばうように
私の片想いだって
何度も言ったでしょ
って言うけど…
ヒョヌクは
彼女がオレを好きなのは事実だ
だがオレは
彼女を
愛してる
と言っちゃいました
ソル元社長はヒョヌクの胸ぐらを掴むと
チェ・ヒョヌク
お前はクビだ
出てけ!
と言います
ヒョヌクはソル元社長を自分から離すと
みんなに
シェフとして信用を失う行為をしたことは認める
だが彼女を愛したことについて
許しを請うつもりはない
従って
オレはシェフ失格だ
今すぐこの調理場から
潔く去る
そう言って首からシェフの赤いタイを外し
シェフテーブルに置きました
ユギョンはそんなヒョヌクを見て
涙を流します




【出演者】

チェ・ヒョヌク役/イ・ソンギュン
ソ・ユギョン役/コン・ヒョジン
キム・サン役/アレックス
オ・セヨン役/イ・ハニ
フィリップ役/ノ・ミヌ
イ・ジフン役/ヒョヌ
ソヌ・ドク役/キム・テホ




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