二人の王女 第7話

家に向かっていた安公主を奪うため、大可汗に献上するという名目でスルン可汗は配下に襲わせる。馬で追いかけてきたアジェナスムは助けようとするが、アジェナスムの配下を人質に安公主を渡すように言われてしまう。安公主は自らスルン可汗の元へ行くことに。
アジェナスムは安公主を妻にしたいと願い出るため、スルン可汗に会いに行こうとする。スルン可汗の妻・アジェカイは無駄だと話し、このままでは可汗のせいで部族は衰退し滅亡してしまう「あいつは死すべき獣よ」と言う。
安公主が無理矢理、可汗の天幕に連れて行かれ、妻になることを迫られていると知ったアジェカイは、長老たちに知らせるように言うと可汗の元へ向かう。
「聞きました。(安公主を)大可汗様に献上されるとか?」と可汗に言うアジェカイ。河岸様は忠誠心厚きお方、と言うアジェカイの言葉に怒った可汗は「私はこの娘を妻に娶り、新たな可汗夫人とする」と告げると、アジェカイを火あぶりにするよう命じる。
安公主を捜していた昭娘の前に高岐将軍が。高岐将軍の胸で泣く昭娘。そんな母の姿を捜しに来た石蛋が見る。
日が昇る前にアジェカイが処刑され、安公主も可汗が妻にする気だと知ったアジェナスムは可汗の元へ。
火あぶりにあっていたアジェカイを助けたあと、急いで安公主も助けに行くアジェナスム。実の兄を殺すことにためらっていたアジェナスムだったが、アジェナ族の平安のため殺してしまう。安公主はアジェナスムが助けに来ると信じていたと言う。
新たな可汗の座に就いたアジェナスム。安公主はアジェナスムと結婚し、アジェナアンと改名。祝いの宴をしているところに昭娘が来る。ようやく会えた二人は、母子として抱き合い喜ぶ。
安公主の結婚を聞き、唐の公主であることを告げる昭娘。作り話だと信じない安公主に、昭娘は宮中にしかない剣を見せる。皇帝陛下が生まれてひと月の安公主に贈った物だと。そして産みの母・武媚娘に殺されかけたことや、武媚娘が二度と手にかけないよう自分が連れ去ったことを話す。しかし皇后になった武媚娘は、すでに安公主を殺す理由はなくなり、成人したら連れ戻すよう命じられていると言う昭娘。陛下と皇后に安公主を返さなくてはいけないため、勝手に嫁ぐことは許されないと言う。
吐谷渾が国境を侵害し、軍馬数千頭が奪われたことを知った武媚娘は唐軍の兵を向かわせる。
周りの人への危害を心配し、真の母に会うため、唐へ戻ることを決心する安公主。仇討ちには危険がともなうため、安公主に用心するように言い、帰りを待つと話すアジェナスム。そこに戦いの声が聞こえてくる。
アジェナスムの領地が唐軍の攻撃に遭い、安公主とアジェナスムが戻ってきた時にはすでに高岐将軍と昭娘は殺されていた。長年助け合ってきた2人を安公主たちは同じ墓に入れる。


ーつづくー


アジェナスムがかっこいーーーー(*´艸｀*)
ワイヤーアクションがなくても十分カッコいい!!
実の兄を殺すのはつらかったと思うけど、あの兄じゃ仕方ないよね(￣-￣;)

高岐将軍が亡くなるとは思わなかったな…。
昭娘まで亡くなってしまって"(ノ_・、)"
でも2人が同じお墓に入れたのは良かったかも。本当は生きている時に結ばれてたら良かったんだけど…。
この2人が亡くなったのも武媚娘のせい。よけい安公主は恨むよね。

ところで高宗はどうなったの???



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