外に出た王生に「お前の腕前を試す」と言い龐勇は戦いを挑んで来る。そして肩に長刀をあてられ、王生は負けてしまう。「そんな腕前で佩蓉を守れるか?」と言う龐勇。王生は「武芸では勇兄貴に敵わないが、佩蓉への愛の深さは決して負けない」と言い返す。しばらく睨みつけるように王生を見ていた龐勇は、肩にあてた長刀を王生に投げると「その刀をやる。祝いの品だ」と言い去って行く。その背中に向かい「預かっておく。いつか兄貴が戻る日まで」と言う王生。
婚礼が終わり、部屋で佩蓉と2人きりになった王生は「君と結ばれたことを天に感謝している。約束する。一生君を愛し、大切にする」と言う。
小唯として嫁入りした栩栩は、籠売りを休んで家にいてほしいと夫・余直に頼む。そんなわけにはいかないと言う余直。余直は働き者だった小唯が変わったと言う。「今の私は好きじゃない?」と聞く栩栩。いつも同じ質問ばかりする栩栩に余直はうんざりする。
余直から愛されようと、料理を栩栩は作る。しかし上手く作れず妖術を使う。毎日妖術を使えば皮が腐ると言うトカゲの妖怪・小易。「その皮のために余直を射止めるの」と栩栩は返す。
売るための籠を作る栩栩。上手く作れず、また妖術を使ってしまう。
隣に寝ているはずの小唯がいない事に気づき、起きる余直。たくさんの籠が出来上がっていることに驚き「信じられない」と言う。一緒に売りに行くと言う栩栩。
市場。隣で商売をしている男に余直は妻の小唯を紹介する。
家に帰ってきた栩栩は、また妖術で料理を美味しく変えてしまう。妖術ばかり使っている栩栩の体は、次第に弱っていく。そして手首の皮にも異変が現れる。
妖術を使うのをやめるように言う小易。嫌だと言う栩栩は、小易にまた心臓を持ってくるように言う。
夜。床で余直に「私のこと愛してる?」と聞く栩栩。余直は「ごめん」と謝る。"愛してる"と言ってよ、と言う栩栩から、顔をそむけてしまう余直。
市場で隣の男と話していた余直は、小唯に疑問を持ち始める。
家に帰り、市場でかんざしを買ってきたと小唯に差し出す余直。何も疑わず栩栩は嬉しそうに「ありがとう」と喜ぶ。
夜になり、新しいかんざしをつける栩栩。そんな栩栩に「君は誰だ?」と言う余直。倹約家の小唯は、いつも質素な食事だった。しかし栩栩の作る料理は肉や魚のごちそうばかり、さらに小唯は藤も編めないと。「私が誰だろうと、今は夫婦になって幸せに暮らしてるわ」と栩栩は返すが、余直は「僕が愛してるのは小唯だ。他の誰にも代えられない」と言う。そして「確かに顔は小唯と同じ、でも心は違う」と言う余直。愛せない、と言われた栩栩は「聞きたくない」と怒り余直を殺してしまう。
龐勇が去ってから2年が経っていた。何の便りもなく心配する佩蓉。
砂漠を歩いていた栩栩は、ついてきていた小易に「私の負け。誰も私を愛さない。だから、もう放っておいて」と突き放す。小易が「俺がいるだろ?君を愛してる」と言うが、小易が愛してるのは皮で、他の男と同じだと言う栩栩。私の欲しい愛じゃないと。
盗賊にわざと捕まる栩栩。姿を消して現れた小易にここで愛を探すと言う。
盗賊の寨主・沙羅は数年前に妻を亡くしてから女に見向きもしなかった。妻の左手には傷があったと聞いた栩栩。栩栩は話てくれた盗賊の男の心臓をえぐり、殺してしまう。
殺された男と一緒にいた栩栩は、突然、入ってきた男たちと争い出したとウソをつく。自分は逃げようとして後ろから殴られ気を失ってしまったと。覚えているのは鞭で打たれたことだけだと話す栩栩。栩栩の左手には傷ができていた。その傷を見た沙羅は妻を思い出す。
栩栩の手当てをする沙羅。「傷が癒えたら家まで部下に送らせよう、と言う沙羅に、私にはもう身寄りもない「よければここであなたのお世話を」と栩栩は言う。
砂漠で食べる物がなくなってしまう夏冰。ガマに「いつになれば栩栩を見つけて敵を討てるのかな?」と夏冰が言っているのをトカゲの姿になった小易が聞いていた。
盗賊たちはたくさんの収穫に祝杯を。世話をしていた栩栩は「誰かが私に無礼を」と沙羅に訴える。怒った沙羅は老三に犯人を殺すように命じ、栩栩には「俺がいる限り、お前に手出しはさせん」と言う。
砂漠で降魔師みたいな娘を見たと栩栩に話す小易。"栩栩を見つけて敵を討つ"と言ってたと。夏冰だと悟った栩栩は「あの子に砂漠は抜けられない」と言う。
砂漠にいた夏冰は、とうとう水もなくなる。
ーつづくー
龐勇は何をするつもり!?って思ったけど、長刀を渡したってことは認めてくれたってことでいいんだよね。
歩いて行く龐勇が切なかったです(;_;)
栩栩、今度は余直まで殺しちゃった"(ノ_・、)"
余直もいい人だったのに。
栩栩が愛されるように努力していたのは、心臓が欲しかったからだよね。
でも、もし本当に栩栩を愛してくれる人がいたら、その人を栩栩は殺せるかな?
盗賊の心臓は…栩栩が食べたの?( ̄▼ ̄|||)
小易に持ってきてもらうだけじゃなかったの…かな。
夏冰もすごく心配(;△;)
お水もなくなってしまったし。
あとガマちゃんも。
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まずはPang勇。
前回の終わりのつながりで、
どうなる事かと思いましたが、
漢として去って行きましたね。
そして、栩栩。
龍雲とは合いの一番ほわほわしたところ
(というのはやや語弊があるかもしれませんが)
しか知らないので、
栩栩なりに愛されていることを確かめられないと
不安になるのではないでしょうか。
殺された盗賊は心臓目的だったと思いますが、
余直を殺したのはそのせいかもしれませんね。
沙羅との絡みで心が変わるのでしょうか。
ラストの冰冰とともに
続きが気になります。
妖術を使うとまたまた、皮膚の傷みが、早いとは、
愛する人の心臓を食べてまでも、
人間に、成りたいのかしら?
そんなものは、人間じゃない。
自分勝手な生き物だわぁ。
王生も、やっと、きっちり、男らしく言いましたね。ペイロンと、幸せになってほしいなぁ~。
去って行くのも龐勇らしいですね(o^^o)
残ったら、みんなが気を使っちゃう…
婚礼の赤の衣装が綺麗だったな~
佩蓉の髪飾りも(o^^o)
栩栩ーーーーー( ; ; )
人間になりたかったのに、遠のいていくよ( ; ; )
妖力を使うと、心臓を食べるんだよね…小易が持ってくるだけでは足りないかも~
うささんの質問、もし本当に栩栩をあいしてくれるひとがいたら…
う~んどうだろう、栩栩がその人を愛しているなら殺せないけれど、相手が一方的になら殺せる。
信じる心を持って欲しいな~迎風よ夏冰といた時の心を~
で、夏冰大丈夫かな?うんうんガマちゃんも~
うささん、いつもありがとうございます。
荒っぽい方法だけど佩蓉を失った彼なりの祝福の仕方だったんですね・・・
ホッとしましたがどこへ行ったんだろう。また会えるかな?その時は心の傷も癒えて笑ってて欲しいな・・・
栩栩。
龍雲との愛があんな形で終わったからなのか、本当の愛を知るまでには至ってなかったからなのか、ひたすら「愛してる」の言葉だけを求めているようで、切ないです(;;)
感情のままに人を殺しても動じる気配も無く、皮膚を保つために心臓を食べ続ける!!!う~ん(@@)
栩栩に救いはあるのか心配になってしまいます(;;)
沙羅ともどうなるんでしょうね?「愛してる」と言わせられたら・・・?
一人ぼっちと思っていた冰冰にはずっとガマちゃんがいたんですね。私は遠慮したいですが、冰冰は仲良しみたいだから小さくても心強いかな(^^;)
砂漠で大丈夫かな?