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中国ドラマ「皇后的男人〜紀元を越えた恋〜」第17話 あらすじ

2016年11月21日 13時20分07秒 | 皇后的男人(中)

「すれ違う2人」


面目が丸つぶれとなった皇太后は、王莽か淳于長のどちらかを御前で謝罪させるよう淳于長に命じる。


張は淳于長と会い「助言がございます」と言う。罠にはめる気だと用心する淳于長に「王莽の件です」と言い、耳打ちをする張。淳于長は驚いた顔になる。


張は「“王莽に野心あり”と淳于長には伝えておいた」と公明に話す。将来、王一族を背負って立つのは淳于長か王莽、淳于長は王莽に脅威を感じ排除したいと考えていたはず、ただ王莽がどう出るか、と公明は言う。


長老たちは王莽と淳于長を呼び「2人のいずれかから陛下に謝罪してもらう」と告げる。王莽は「私は幾度も献策してまいりました。妖術の件は事実です。公明が消えた時も大勢が目撃しました。奴が死んだため、あいまいになっただけ。許氏が陛下の子を身ごもったのも事実。ところが敵は脈に小細工をし、張恒まで投じ罠を仕掛けました」と話す。「脈に小細工だと?」と言う張于長。王莽は「妖術を使えば脈に細工など造作ないこと」と言う。長老の1人が「何が言いたい。公明は生きていると言うのか?」と聞く。

淳于長から二度も一族の名を貶めた罪は重いと言われ「敵の策とも気づかず責任転嫁するとは笑止千万だ。まあよい。官職を失った私は無力だ。それとも命を奪わねば気が済まぬと?」と言う王莽。淳于長が「王莽を一族より追放してこそ、陛下も安心でしょう」と長老に言い始め、公明は「一族より追放?なぜ、それほど重い罰を?」と言う。笑いながら「よくも言えたものだな、お前の野心を知らないとでも?」と言う淳于長。

王莽が淳于長の顔を見ると「“王朝を覆し国を奪う”。まだ、しらばくれる気か」と淳于長が強く言う。すでに諸公には報告しておる、三族皆殺しの刑に値する、外に漏れれば王一族存亡の危機だと。
王莽の前に母が連れてこられる。表情が変り「母上」と言う王莽。淳于長は「お前は長年育てられた恩を一族に感謝せぬどころか、母親の病のことで逆恨みしておった。だが母親が病んだのは不肖息子のせいだぞ」と言う。王莽が「黙れ」と言うが、張于長は「自分の野心すら認めぬのか。恨んでいたからこそ、一連の行動に出たのであろう?」と続ける。

野心のため一族を追い詰めたと淳于長に言われ、王莽の母は「どうか息子をお守りください。罰をお与えにならないで」とひざまずいて長老たちに頼む。息子に二心はないと。
耐えられなくなった王莽は「だったら何だ。母に危害を加えるな。望みどおり、私自ら陛下に謝罪し、王一族は漢王朝に忠実だと示そう。そして閑職を求める。母と共に追放され、我が前途はついえるのだ」と長老たちに言う。さらに「番犬のように従わせて、最後は追い払うわけか。自分は漢に忠実だと?弱きを虐げ、民から搾取し、政を顧みぬ。天誅が下ればいいのだ!」と淳于長に言う王莽。


この策以外、王莽の前途は断てないと思っていた公明は「酷な策であることは承知です。しかし王莽は追放されることで、先生のように平穏な余生を送れるかと」と張に話す。張は「そうだといいが。こうなってはさすがの王莽も挽回する力は残っておるまい」と返す。


「すぐにここを去る」と王莽が告げると「本当に去るので?」と部下を連れた子修が聞く。「去るのではなく、追放されるのだ。今後は無関係だ。騎都尉という閑職に就き、母の面倒を見る」と王莽は言う。
王莽が「子修、今後も任務を果たせ。お前が王氏の命令で動いていたのは知っていた。今も淳于長に命じられ、私を監視している」と言うと、子修はうむく。そこに名無しの書簡が。
書簡に目を通した王莽は「まさか死人に制止されるとは」とつぶやく。


公明はあたりが暗くなるまで待ったが王莽は現れない。「やはり来ないか。仕方あるまい」と公明は言うと、その場を後にする。その姿を陰から子修が見ていた。
「死んでいなかったとは」と言う子修。


子修は「あの書簡はお前からか」と公明に言うと剣を抜く。「死ぬがよい」と言い、公明に襲いかかる子修。公明をつかみながら刺そうとした子修は、公明と一緒に現代へ来てしまう。
その場所には偶然湘湘がいた。争う2人に気付いた湘湘は、意識を失った公明が刺されそうになり両手を広げて守ろうとする。そんな湘湘を子修が殴り、倒れてしまう湘湘。
意識を取り戻した公明は、倒れている湘湘に気づく。「“時 移ろいし時、死に遭う者 生を得る”」と叫びながら子修に体当たりをする公明。
漢に戻った子修は辺りを見回すが、公明の姿はない。


病院のベッドで横たわる湘湘にしばらく付き添っていた公明。公明は湘湘を傷つけられ怒っていた。
漢に戻った公明は、人々の前を歩き王莽の元へ行く。
王莽に剣を向け「私だけでなく愛する者まで傷つけるとは」と怒鳴る公明。何も知らない王莽は、公明が言っていることが分からない。そこに公明を見たという証人もいると聞いた影月が来る。
「なぜ、こんな?」と影月が言うと「止めるな。子修に私を襲わせ、女子を危険な目に」と公明は返す。

「それでも知己を殺すなど…」と言う影月。公明はじっと王莽を見たあと「また彼女に手を出せば容赦はせぬぞ」と言うと、剣を床に投げ行ってしまう。
残った王莽と影月の前に王莽母が来る。「今のは公明ね?どうして公明と争っていたの?」と聞く王莽母。王莽が答えられずにいると、王莽母は倒れてしまう。


目を覚ました湘湘は「公明…公明」と言いながら体を起こす。しかし病室に公明はいない。入ってきた看護師に聞くと「出ていきましたよ。慌てていました」と言われる。


「では私は去ります」と張に言う公明。未来の人間は星へ行ったと以前、公明から聞いていた張は「星へ行けるよう尽力するのだぞ。私の夢をかなえてくれ」と言う。


病院にかけつけた金晶は、ケガした湘湘にまた原付に乗ったのか聞く。「そうね」とごまかす湘湘。金晶は公明も一緒にいたと分かり「まさかケガしたのは彼のせい?」と言う。湘湘は「彼は私を残して消えたの」と返す。


「軽い風寒でしょう」と医者は影月に言うと部屋を出て行く。
「母は精神を病んでいた。きっと衝撃を受け…」と影月に言う王莽。「夫人は公明様だと理解していたようです」と影月が言うと「そうだ。正気に戻ったのに我らの争う姿を見たのだ。驚いて当然だろう」と王莽は話す。

影月は「刺客を遣わしたので?」と王莽を見ながら聞く。王莽も影月を見ると「君も私の仕業だと?」と聞く。「公明様の愛する女子まで狙うと?」と言う影月。王莽は「許氏の懐妊の件で私は一族から追放された。閑職にある私に公明を狙う理由はない」と答える。だが子修は一族に仕えてる、奴の独断だろうと。
争いから離れ孤独の身となった王莽は「ようやく敵対せずに済む」と言う。


公明は影月にも別れの挨拶をするため会いに来る。「もう漢に戻ることもなかろう」と言うと公明は影月の手を取る。「君は私の妹も同然だが、これからは世話してやれない。必ずや達者で過ごしてくれ。剣を捨て二度と権謀の争いに加わるな。思うまま生きてこそ悔いを残さず生涯を送れる。君に真心で対する者と手を取って生きてくれ。これが私の願いだ」と言う公明。「はい。あなた様もお元気で。愛する人と添い遂げてください」と影月は言う。

公明が歩き出すと、呼び止めた影月が「襲うよう指示したのは光禄大夫(王莽)ではなく子修の独断です」と伝える。公明は少し笑みを浮かべ、再び歩き出す。
しばらくその場で泣いていた影月は、公明を追いかけ後ろ姿を見つめる。


公明は湘湘の病室へ行くが、湘湘は退院した後だった。電話をかけるが湘湘は出ない。

湘湘の家の前まで行き、何度も電話をかける公明。ようやく湘湘は家から出て来る。
公明が湘湘の傷に触れようとすると、湘湘は顔を背ける。「なぜ電話を?」と聞く湘湘。公明は「会いたくて」と言うが、湘湘は「別れたでしょ、会ってどうする?」と言う。「君に謝りたかった」と言う公明。湘湘は「必要ないわ、あの世界に戻るのよね。謝る必要ないわ」と言う。

湘湘は「私一人、病院に残してどこへ行ってたの?」と聞く。うつむきながら「漢だ、だが…」と公明が答え「やっぱりね。でも関係ないわ。過去へ戻ろうと現在に残ろうとどうでもいい。二度と会いに来ないで」と言うと湘湘は家に入ってしまう。


影月は公明に託された品を張に預け、しばらく旅に出ることにする。
公明からこの世は広いと聞いていた影月は「侍衛という役目も終わった今、世界を見てみたいのです」と話し、張も「望みどおりにしろ」と言う。


金晶と暁南が廊下でケンカをしていると于飛が通りかかる。「湘湘がケガしたそうだな」と于飛が言い、転んだだけで大したことないと返す金晶。于飛が転んだ理由を聞くと、暁南が「さあね、公明も一緒だったみたい」と答える。「奴と会ったのか?別れたんだろ?」と言う于飛。


暁南から湘湘がスタジオにいると聞いた公明は会いに行く。しかし湘湘に会う前に于飛から「話をしよう」と言われてしまう。

ある部屋で公明と2人きりになった于飛は、別れたのになぜここににいるのか聞く。「彼女に会いたい。私と湘湘の問題だ、君には関係ない」と言う公明。「そうか?お前も俺も彼女と別れた。つまり俺たちの境遇は同じだ」と于飛は言う。お前のせいで湘湘がどれだけ苦しんだか、と。「別れはしたが、まだ一緒にいたい。彼女も同じだろう。今は私を避けているだけだ」と公明は返す。「お前の思い込みだ」と言う于飛。

ケガについて于飛が「お前が傷つけたのか?」と言うと、公明は「確かに発端は私だ」と答える。「恐ろしい疫病神め。彼女から離れろ。彼女を苦しめた揚げ句、ケガさせるなんて。湘湘のそばにいる資格はない」と言う于飛。


湘湘は天秀から「于飛さんがあの人と会ってる」と言われ、すぐに向かう。そんな湘湘の目にスタジオから出て行く公明の姿が。湘湘は追いかけようとするが、そこに来た于飛から止められる。「何を言ったの?」と言う湘湘。于飛は「疲れたんだろ?奴はケガした君を置き去りにした。間違ってるか?」と言う。


王莽は自分の屋敷で何かを探す子修にそっと近づき剣を向ける。「忍び込むなど、賊と大差ないな」と言う王莽。私と母を監視していたのは知っていたが何が目的だと。「公明が送ってきた書簡はどこです。奴は生きていた。証拠として書簡を諸公たちに渡します」と言う子修。王莽が「見当違いだ、奴は死んだ」と言い返すと「書簡に記されていた場所に行ったところ、奴はそこで待っていました」と子修は言う。さらに剣を突きつけ「死んだ者を再び殺す気か。殺すなと言ったはずだ」と王莽は声を荒げる。

「殺すべききでした。何度も知己の情けを掛けたばかりに一族に災いが降りかかった」と言う子修。王莽が「知己の情け?そんなものはない。知己がここへ現れることもないだろう。お前も二度と現れるな。この手で殺すぞ」と返すと、子修は出て行く。


ーつづくー


せっかく于飛を見直したのに、また今回は私的には落ちたかも…(o´д`o)=3
湘湘のことをどれだけ好きでも、どれだけ大事に思っていても、湘湘が公明と話してどうするかを決める方がいいよね。

公明が好きなのに拒む湘湘。
追いかけることはできなかったけど…どうなるんだろう(;-;)

公明は張にも影月にもお別れを言ったけど、本当にもう漢に戻ったりしないのかな?
王莽のこれからも気になる。



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1 コメント

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どうなるのでしょう??? (time)
2016-11-24 02:29:52
今回のタイトルの通り、すれ違っていますよね。
心は変わらないのに。。。

主役の二人もそうですが、
王莽と影月も切ないですね。
この二人のこれからも
姐姐仰るようにこれからが気になります。
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