先日、選抜高校野球の中止が発表された。ニュース番組では、
涙を流して悔しがる高校球児の姿。
私は胸が痛くなった。
私も子供の頃、少年野球チームに所属し、白球を追いかけレギュラーになるために必死で練習した思い出がある。
大勢の観客の前で、緊張感に包まれながらバッターボックスに立つ。何とも言えない瞬間ではないか。
(よしっ!ここでヒットを打てばヒーローになれる!)
親や兄弟、友達や好きな女の子の見ている前で苦しかった日々の練習の成果を発揮したい。カッコイイとこを見せたい。
皆そう思ってバッターボックスに立つのでは…
試合を見てもらいたから苦しい練習に耐えることも出来るのだ。
確かにこの時期に選抜高校野球大会を実施するのは賢明ではないと思う。が、球児たちの涙も気持ちも痛いほどよくわかる。
また、新型コロナウイルスの影響で、大相撲、プロ野球などのメジャーなスポーツが無観客試合で行われている。
無観客試合…
無観客で競技している選手達って、どんな気持ちで臨んでいるんでしょうか…
土俵の上で、力士同士がガチでぶつかり合う姿に大興奮する大相撲。観客が座布団を放り投げ、どよめき、歓声をあげ最高潮に盛り上がる。力士達もそれに答えようと真っ向からガチでぶつかり合い勝負に臨んでいる。
無観客でこの真っ向勝負が出来るのですかね?
これは、大相撲やプロ野球に限らずどのスポーツにも言えることですが、歓声の無い無観客試合って、選手達のモチベーションも上がらず、やる気が半減し、本来の力を発揮することが出来ないのでは?
私にはそう思えてなりません。
皆さんはどう思いますか?