4/28~29のGW前半に南木曽岳という所に山登りに行ってきました。
昨年12月に行ったときは天気悪いし雪で寒いし、もう一度いい季節に登ろうと思っていたのです。
宿は前回目をつけていた、創業300年?の安民宿をとりました。そこに向かう道すがら、曲がるところを過ぎてしまい、しょうがなくUターンするために入った路地のお寺の枝垂れ桜があまりにきれいなので、写真をとりに境内に入ったら、「お兄さん、お茶でも飲んでおいで」と宴会中の地元の方々に声をかけられました。
食い物と人の好意は断らない主義なので、ありがたく頂いたところ、山の話やフォルクローレ、原発問題にまで話が弾み、宿に入った後もお邪魔して、夜更けまで一緒に飲んでしまいました。御礼にケーナを数曲披露した所、とても気に入られ、明日もぜひ手打ちうどんやるから、山から下りたらまた来てくれという話になりました。
久しぶりに旅の出会いの面白さに興奮し、翌日も快晴で気持ちのいい南木曽岳を楽しみました。
登山を終え、昨日のお寺へ行くと、地元の皆さん(おばあちゃんが多かったですね)が笛の人が来ると聞いたと僕を待っていてくれました。出された手打ちうどんをあわててかきこみ、そこまで期待してくれるならと男は度胸、単独ケーナコンサートに挑みました。しかも会場はお寺の中でご本尊のまん前。冷や汗もののライブでしたが、トークにケーナに、楽しかったと言ってもらってなんだか僕も感激でした。
そして最後に記念写真まで。
和尚さんや出会った皆さん、本当にありがとうございました。また秋の地区の宵祭りにメンバーを連れてライブをしてほしいと言われ、会場まで下見し、これはもうまた行くしかないという気分です。他のメンバーも結構乗り気だったので、ぜひまた押しかけますね。昔の日本の原風景が残り、僕がとても好きな場所でした。
これこそお釈迦様のいうご縁ですね。この出会いは私個人としてもティエラブランカとしても大切にしたいと思っています。