今日は掖済会病院緩和病棟で演奏してきました。
ティエラブランカが平日活動するのは結成以来初めてのことです。
でもこの時期なら休暇も取りやすいということで、お邪魔することができました。
メンバー全員が初めて緩和病棟というところへ入ります。
ちょっと緊張。でもとっても明るい病棟でした。
談話室から見える中庭は花がいっぱいで、なんだかペンションみたいなんです。
ちょっとしたところ、例えばトイレのペーパーホルダーとか… そんなところも手づくりのカバーが
かかっていたり、心温まる素敵な病棟でしたよ。
こんなところなら私もその時がきたら入ってもいいなってそんなふうに思えるくらいでした…
さて本番です。
ちょっといつものライブとは勝手が違い、紹介される間の緊張したメンバー 。
今日のティエラはまじめです (もちろんいつもまじめですけど、今日は特に…)
リーダーのMCもさすがに今日はおちゃらけていません
でもめいっぱい楽しく、力を込めて、コラソン(魂)込めて演奏しました。
こんなふうに点滴をしたままの患者さん、ベッドのまま聴きにきてくださった患者さんもみえます。
予定時間の30分をオーバーして40分近くも演奏してしまいました。
すいませ~ん
あとからお話を伺ったところによると、長時間座ってらっしゃると呼吸が苦しくなることが多く、
だいたい30分くらいでお部屋に戻られる事が多いのだそうですが、
ほとんどの皆さんが最後まで聴いてくださいました。本当にありがとうございました。
中には酸素がきれてしまったのに気付かず夢中になって聴いてくださった方もみえたとか…
そして当然ながら皆さんのほとんどが痛みをかかえていらっしゃって、
私達の演奏を聴く為に事前に痛み止めを飲んで体調を整えて下さった方もあったと。
そんなふうに皆さんが準備をして待っていて下さったこと初めて知り、胸が熱くなりました。
私達の演奏はその思いに応えることができたのでしょうか!!
演奏のあと、元気の残っていらっしゃる方には珍しい楽器を触っていただいたり、お話させて
いただくこともできました。
記念撮影なんかもしちゃいましたよ。
メンバーだけでもパチリ
始まりの緊張とはうってかわって、やり終えた安堵感が漂っています。
とても温かい気持ちになってやっぱり私達メンバーが一番楽しませていただいたようです。
病棟責任者の方、看護師長様、主任の方など 沢山の方のお世話になりました。
どうもありがとうございました
演奏後いろいろお話を聞かせて頂き、私達もとても勉強になりました。