アロマテラピーサロン・エクリュ~ecru~大阪・谷町6丁目

☆*:.。食べて・遊んで・アロマして*:.。☆

辺境・近境~村上春樹

2008-04-08 | 本と映画
彼みたいな旅行は、私には出来ません。

メキシコのバス、無理無理…
無人島で虫と過す夜、無理無理…
鼻からうどんが出てきそうな位食べる讃岐路、無理無理…

という感じの旅です。出来ない旅を読むのも一興。
くいつくとこが違うんじゃない、といわれそうですが…

その場所に行ってみる、というのが彼の旅行。
行く理由よりも、行ってみたいという欲求の方が大きいようです。


『中国人の建築家には、建てたばかりのビルをあたかも廃墟のように
 見せる特異な才能があるようだ。』

すごく、頷けます。
北京に10年前位に行ったときのことを思い出します。

彼の素直な感想も楽しく読めます。


『神戸まで歩く』を読んでいると

学生の時、夙川に沿って歩き、
香櫨園浜でボーっとしたこと、ふと思い出しました。
あの頃は、当てもなく歩くこと、よくあったなぁ。

そんな話、誰かとしたような…

今日の香り
コリアンダー&タンジェリン


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぼくも、なつかしいです (kazenotikara)
2008-04-08 12:44:07
こんにちは。
村上春樹の旅行記を読むと、ほんとうに
うまいなぁと思うのです。「辺境・近況」を読むと
西宮から芦屋、神戸までの15kmを歩いてみたく
なるのです。僕も、このあたりは、とても
なつかしいです。
「どんなに遠くまで行っても、いや遠くに行けば行く
ほど、僕らがそこで発見するものはただの僕ら自身で
しかないんじゃないかという気がする。」
先週の土曜日、桜満開の夙川公園を歩いたけれど、
あの頃から変わらぬ僕を、発見したような
気持ちになりました。
返信する
Unknown (HITOMI)
2008-04-09 06:20:01
おはようございます。
この本教えてくださって、ありがとうございます。
楽しく読めました。

夙川の桜きれいですね。
素敵な土曜日を過されていたようですね♪


返信する