いつだって!宮城梓さん応援ブログ 

沖縄の情景のように真っ直ぐな歌声と見事な三線を届ける唄者・宮城梓さんを応援します。

真冬に「真夏陽」を想う

2009-01-26 22:43:59 | Weblog
3月18日にリリースされるティンクティンクのミニアルバムに、

「真夏陽」という曲がある。

とても好きな曲の一つである。全体の歌詞が一つのストーリーになっている。


ティンクの曲には、「島に残る人が島を出ていく人を思う曲」がある。

たとえば、ティンク☆党の「テーマソング」ともいうべき

「いつだって」もその一つ。



他方、「真夏陽」は、「島を出てきた人が、島を思い出したときの曲」だ。

ふとした瞬間に、

潮騒の子守唄を思い出してしまう

海の色、吹きわたる風・・・


しかし、この曲は、そうした望郷の念で押しつぶされて終わらない。


この都会に咲く花で、この都会も

「誰かの大切な場所」

であることを思い出す。


この都会にそそぐ光で この都会も

「誰かの大切な場所」

であることを思い出す。




そう、東京も、東京で生まれ育ったものには「故郷」。


35年前に東京にやってきたりんけんさんには、

東京を「故郷」とする人々を感じてもらうことができなかったのかもしれない。


しかし、35年後のいま、

東京にやってくるティンクティンクには、

東京にも東京を「故郷」とする人間がいて、

沖縄同様、温かい愛情で応援し、

支える人間がいることを、

実感してもらえたらいいな、と心から思う。


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