メンタルダウン。
せめて鬱の事をそう呼ばせて下さい。
「鬱」って漢字がもう辛い。
メンタルダウンの方がなんかオシャレ。
病名にオシャレなんもあった訳じゃ
ないのだけど。
アメリカのドラマでは
精神的に参ってしまった場合
精神科や心療内科に出向く場面が
良くあります。
あれを見ていると安心するんです。
心が参ってしまう事って
結構普通にあるのね、って。
ダンナが2度目のメンタルダウンを
しまして。
1度目は3年前でした。
投薬治療をしながら6ヶ月休職し、
通院しながら
社会復帰をしたんですけどね。
またダウンしてしまった。
2度目は初回より辛いんですよ。
治った筈なのに、どうして?
ダメな人間だって
思っちゃう。
なんで分かるんじゃい!!って
アタクシも経験者だからです。
就活も無事終わり、希望の職種では
ないけれど
まぁ、しゃ〜ない。やったるか!!
って思ってた大学4年の頃です。
呑気に鼻ホジホジしてる私にも
メンタルダウンはやって来たんです。
ホント、不思議でしょうがない。
経験から言って
このメンタルダウンは
1度発症してしまうと完治は
難しい。
いくら薬を飲んでいても
勝手に心(脳かな?)が
自分を追い詰めてしまうんですよね。
だから上手くこの病気と
付き合って波を乗り越えて
いくしかない、と
私は思っております。
サーフィンみたいに
波の上を乗りこなすんじゃなく
浮き輪でプカプカ浮きながら
来た波と一緒に上下するイメージ。
私の場合は
かなりの荒療治で大きな波を
乗り越えたんですが
この話はいつか機会があれば。
介抱する側
される側
両方経験する事になったアタクシ。
どっちが辛いって
両方辛いのよ、キツいのよ。
でも両方経験して分かる事がある。
必要以上に寄り添うより
見守る位の方がいいって事を。
さて、
しまった浮き輪をまた出して
空気入れましょうかね。
波を乗り越える為に。