ウチの娘は頭痛持ちの為
1ヶ月に1回通院している。
今年の3月から
担当の先生が代わり
おじいちゃん先生から若い先生に。
先生の名前を聞いた時
どこかで聞いた事ある名前だなぁと
思いながらもパッと思い浮かばず
そのままに。
その後、急にひらめいた。
実家のマンションに
住んでた子が先生と同じ
名前じゃなかったっけ?
そうだ、
聞き覚えがあるのは
ウチの母が以前
〇〇さんちの△△くん覚えてる?
ほら、よく□□(私の弟)と
一緒に学校行ってた子よ。
あの子、お医者さんになったのよ。
こう言ってたからだ。
私の5つ下の弟が小学生の頃、
年下の小さい男の子を連れて
学校に行っていた。
もしかして、その小さかった男の子が
先生なのか?
気になって気になってしょうがない。
直接聞くか?
でも完全プライベートな質問だしな
どうすっかな。
娘に話をすると
は?
気になるなら聞いてみりゃ
いいじゃん
ですと。
いよいよ月イチ診察の日。
恐る恐る
あの〜、ご実家は
✕✕じゃないですか?
と聞いてみる。
えぇ、まぁそうですけど…
案の定ちょっと怪訝そうに仰る。
そりゃそうだよな。
プライベートを探る
怪しいババアだよ、これじゃ。
だからもうこっちも必死ですわ、
質問の意図を説明するのに。
そのうち怪訝そうだった先生の顔が
笑顔に変わった。
あぁ、やっぱり先生は
〇〇さんちの△△くんだったんだ。
あぁ、もうびっくりしたと言う先生。
先生、そりゃアタシのセリフですわ。
あんなに小さかった男の子が
今や娘の主治医になってるなんて
時の流れが早すぎる。
信じられん。
こりゃアタシもババアになる訳だ。
また、世間は狭いって事を実感。
先生の事、△△くんって
呼ばないようにしないとね。