ミヤコイバラ(都茨)
Rosa paniculigera Makino ex Momiy
日本固有種
- 分布: 本州(新潟・長野・静岡県以西)、四国、九州
- 概要: ノイバラより花期がやや遅く、テリハノイバラと同時期に開花する。バラ属は変異が多く、地域的に分類されているものが多い。容易に交雑する為、分類が困難である。
- 特徴: 京都周辺に多いので「ミヤコ」イバラと名付けられた。丘陵地の比較的乾いた所を好む。白色小輪花が大きな円錐花序となって5月、ノイバラより少し後に咲く。葉柄、花柄だけでなく枝にも腺毛がある。果実はよく稔と扁球形になる。
◉浜寺公園バラ園 2014.5.18.