ツクシイバラ(筑紫茨)
Sp
Rosa multiflora var .adenochaeta
- 特徴: 母種のノイバラより全体的にやや大きく、花は淡紅色又は白色で直径3〜5cmと大きい野生種の野バラで、九州を意味するツクシ{筑紫)とイバラを合わせた名前で南九州独特の野イバラである。(ノイバラの変種)
- 分布: 九州、朝鮮半島南部、中国西南部に分布する。
- 希少種: バラ栽培の土台として適していた為、盗掘や河川環境の変化で減少。現在では自生している場所は少なく熊本県球磨川河川敷で唯一、群生したツクシイバラを見ることができる。(熊本県レッドデータブックに絶滅危惧種2類として登録)熊本県錦町では「球磨川ツクシイバラの会」を中心に保護活動を展開中。
- 花の特徴☞茎の部分に見られる「線毛」と呼ばれる赤色の毛と、光沢のある葉です。花びらは、可愛らしいハート型をしている。花言葉は「変わらない愛情」
◉浜寺公園バラ園 2024.5.29.