ノイバラ ロサ・ムルティフロラ Rosa multiflora
- 系統: Sp. 原種
- 作出: 日本原産
- 樹形: つる性
- 開花: 一季咲き(房咲き)
- 香り: 中香 りんごを思わせる爽やかな香り
- 花色: 白
- 花形: 一重咲き 花びらは5枚
◉日本原産のノイバラは、学名で「ロサ・ムルティフロラ(Rosa multiflora)という。
「multiflora」はラテン語で「多花種」を意味します。ヨーロッパへ渡ったのは、17世紀末から18世紀初頭のようです。(長崎出島館付医師ツンベルグが持ち帰る。)
ノイバラは沢山の房咲きをさせる性質がヨーロッパに取り入れられ、ポリアンサ系統、フロリバンダ系統のバラを生み、バラの改良史になくてはならない重要な原種バラです。」 「房咲きの祖」と言われている
◉日本では、バラの接ぎ木苗の台木として利用されています。
◉ランブラー系統で、ノイバラを片親とした品種群を【HMhlt】「ハイブリッド・ルムティフロラ系統」と区分しています。因みに、テリハノイバラを片親とした品種群は【HWich】「ハイブリッド・ウイクライアナ系統」です。
◉2024.5.9. 浜寺公園バラ園