テリハノイバラ 学名 ロサ・ルキアエ. Rosa luciae
以前は「ロサ・ウイックライアナ Rosa wichuraiana
- 系統: Sp 原種
- 作出: 日本原産
- 樹形: つる性 ✳︎つる性園芸種の祖(親)
- 花色: 白
- 花形; 一重咲き
◉艶のある葉が特徴で、花径3cm程の白い花を咲かせる。19世紀フランスやアメリカに紹介され、現在のつる性園芸品種(ランブラー系統)の親となった。
◉ランブラー系統には主に2つの系統があり、本種、ロサ・ルキアエを親とする系統は「ハイブリッド・ウイックライアナ系統」【HWi ch】。もう一つは、ノイバラ(ロサ・ムルティフロラ)を親とする「ハイブリッド・ムルティフロラ系統」【NMUlt】に分けられます。
◉ランブラー系統は、枝を6mぐらいまで伸ばす。枝もしなやかで自由に曲げやすい。多くは、2〜3cmの小輪の花を房咲きに咲かせる。春のみの一季咲きが殆どです
◉本種、テリハノイバラはつるバラの祖と言われている。(ノイバラは房咲きの祖)品種改良に多大の貢献をした原種の一つです。