何を買い、何を食べるかを決めることは

2006-11-04 17:42:36 | Weblog
農家と消費者が直に取引をするファーマーズ・マーケットなどは、中央集中型の
流通システムを介さないので、不必要な食料の輸送がなく、無駄な包装も減る。
その上、地域における食料安全保障も改善される。ファーマーズ・マーケットは
全米に広がっており、1993年の1755カ所から、2002年には3100カ所まで増加し
た。それでも食品売上高全体のわずか0.3%を占めるに過ぎない。

何を買い、何を食べるかを決めることは、実は個々人が日々行っている最大の政
治活動である。地元でできた旬の食べ物を選んで買っていれば、輸送や農場での
エネルギー使用を削減し、食品の安全性と食料の安定確保を改善することにつな
がる。加工食品や過剰包装の食品、冷凍食品の購入を控えれば、エネルギー消費
やマーケティングコストを削減できるし、より小型の冷蔵庫にすれば電気料金の
低減にもなる。食物連鎖の低い段階のものを食べれば、土地や水、エネルギー供
給への不安を減らすことができるのだ。


でもこれってものすごく難しいことですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。